軽いランドセルとは?軽量の目安と重さだけで選ばないためのポイント

ランドセルを背負うこどもたち

軽いランドセルを選ぶときは、本体重量だけでなく、背負ったときに感じる「体感重量」や、6年間使うための丈夫さ・収納力もあわせて確認することがポイントです。

ランドセルには1,000g前後の軽量モデルもありますが、「何g以下なら軽い」という明確な基準はありません。素材や構造によって重さは異なり、同じくらいの重量でも、身体へのフィット感によって背負ったときの感じ方は変わります。

この記事では、軽量ランドセルの重さの目安や素材による違い、重量と体感重量の考え方、選ぶときに確認したいポイントをわかりやすく解説します。鞄工房山本が取り入れている「軽やか設計」についてもご紹介します。

この記事でわかること

  • 軽いランドセルの重さの目安と素材による違い
  • 本体の「重量」と背負ったときの「体感重量」の違い
  • 軽量ランドセルを選ぶときに確認したいポイント
  • 鞄工房山本の「軽やか設計」と背負いやすさの工夫

軽いランドセルは何gくらい?重さの目安

ランドセルを背負った子どもたち

「何g以下なら軽いランドセル」という明確な基準はありません。

近年は1,000g前後の軽量モデルもありますが、ランドセルの重さは素材や構造によって異なります。そのため、本体重量はひとつの目安として考え、ほかの条件とあわせて比較することが大切です。

素材によってランドセルの重さは異なる

ランドセルに使われる主な素材は、人工皮革・牛革・コードバンです。

一般的には、人工皮革は比較的軽く、牛革やコードバンなどの天然皮革は重くなる傾向があります。鞄工房山本の2027年ご入学向けランドセルを例にすると、素材別の重量は次のとおりです。

素材一般的な重量の目安特徴
人工皮革約1,180〜1,280g比較的軽量なモデルが多く、色やデザインも豊富
牛革約1,360〜1,380g本革ならではの風合いと丈夫さがある
コードバン約1,480〜1,540gなめらかな質感と上品な艶が特徴

※重量はあくまで一般的な目安です。ランドセルのサイズや構造、使用する金具などによって異なります。

近年は、素材の厚みやつくりを工夫することで、軽量化された牛革ランドセルもあります。そのため、「人工皮革だから軽い」「牛革だから重い」と素材だけで決めず、気になるモデルごとに実際の重量を確認するとよいでしょう。

素材ごとの特徴や違いについては、「ランドセルの素材を完全比較!人工皮革・牛革の特徴を解説」でも詳しくご紹介しています。

1,000g前後なら軽い?重さだけで選ばないことも大切

1,000g前後のランドセルは、本体重量だけを比べると軽量な部類に入ります。

ただし、ランドセルは本体の軽さだけで選ぶものではありません。6年間使うことを考えると、丈夫さや収納力、背負いやすさとのバランスも見ておきたいところです。

まずは重量を比較し、そのうえで、お子さまが毎日使いやすいランドセルかどうかを確認しましょう。

ランドセルの「軽さ」には2つある

軽いランドセル、軽量絵ランドセルを背負う子ども

ランドセルの軽さを比べるときは、本体そのものの「重量」と、背負ったときに感じる「体感重量」の2つの視点があります。

同じくらいの重量でも、身体へのフィット感やランドセルの安定性によって、背負ったときの感じ方は変わります。

数字で比較できる「重量」

ランドセルの商品ページなどに記載されている「約1,200g」といった数値が、本体の重量です。

重量は、ランドセル同士の軽さを比較するときに分かりやすい基準になります。本体が軽ければ、持ち上げたり、ロッカーから出し入れしたりするときにも扱いやすくなります。

ただし、表示されているのは荷物を入れていない状態の重さです。実際の通学では教材なども入るため、重量だけで背負いやすさが決まるわけではありません。

背負ったときに感じる「体感重量」

体感重量とは、ランドセルを実際に背負ったときに感じる重さのことです。

体感重量は、ランドセルと背中の距離や肩ベルトの形、荷物の重心、歩いたときの揺れなどによって変わります。

たとえば、ランドセルが背中に近い位置で安定すると、身体が後ろへ引っぱられにくくなります。そのため、同じ重量でも、身体にフィットするランドセルのほうが軽く感じられることがあります。

つまり、ランドセルの軽さを考えるときは、表示されている重量だけでなく、背負ったときの感じ方も大切です。

ランドセルを背負った男の子

軽いランドセルはお子さまの負担を減らせる?

ランドセル本体が軽いことは、お子さまの通学時の負担を考えるうえで大切な要素のひとつです。

ただし、実際の通学では、ランドセルに教科書やノート、タブレット、水筒などを入れて背負います。通学時の負担を考えるなら、ランドセル本体だけでなく、荷物を含めた全体の重さにも目を向けましょう。

荷物を入れると、通学時の重さはさらに増える

荷物の量

ランドセル本体は1kg前後でも、教材などを入れると、実際に背負う重さはさらに増えます。


本体が軽いことは負担を抑える助けになりますが、荷物が多い日は、背負ったときの安定感や身体へのフィット感にも目を向けてみましょう。


重い荷物によって肩や背中などに負担がかかる状態は、「ランドセル症候群」と呼ばれることもあります。詳しくは、「ランドセル症候群とは?子どもの健康に関わる実態と対策を解説」でご紹介しています。

小柄なお子さまや通学時間が長い場合は軽さも大切

小柄なお子さまや、徒歩での通学時間が長い場合には、本体重量を重視して選ぶこともひとつの考え方です。

ただし、重さの感じ方には個人差があります。数字だけで判断せず、実際に背負ったときのお子さまの様子も見ながら選びましょう。

軽ければ軽いほどいい?軽量ランドセルで確認したいこと

ランドセルは、軽ければ軽いほどよいとは限りません。

6年間使うことを考えると、軽さに加えて、丈夫さや収納力も確認しておきたいポイントです。

ランドセルを背負う

6年間使える丈夫さがあるか

ランドセルは、教科書やタブレットなどを入れて、ほぼ毎日使うものです。

軽量化の方法は商品によって異なるため、本体重量だけでなく、型崩れしにくいつくりになっているか、負荷がかかりやすい部分がしっかり補強されているかも見ておきましょう。

鞄工房山本では、6年間の使用を想定し、負荷がかかる部分の補強や縫製にも工夫を重ねています。詳しくは、「6年間使える丈夫なつくり」でご紹介しています。

また、万が一の故障に備えて、修理保証やサポート内容も確認しておくと安心です。鞄工房山本の保証については、「6年間の無料修理保証」をご覧ください。

毎日の荷物が無理なく入るか

軽量なランドセルを選ぶ場合も、教科書やノート、タブレットなどを収納できる容量は必要です。

特に確認しておきたいのが、主収納部の内寸やマチ幅です。学校で使う教材が無理なく収まり、出し入れしやすいかを見ておきましょう。

容量を比べるときは、「たくさん入るか」だけでなく、毎日の荷物を整理して使いやすいかという視点もあると選びやすくなります。

鞄工房山本のランドセルの収納や使いやすさについては、「使いやすさ」で詳しくご紹介しています。

鞄工房山本が考える「軽いランドセル」

軽やか設計のランドセル

鞄工房山本では、ランドセル本体を軽くするだけでなく、背負ったときに軽く感じられることも大切にしています。

そのために取り入れているのが、「重心位置」「重量分配」「安定性」の3つの視点から考えた軽やか設計です。

荷物が多い日でも背負いやすく、お子さまの6年間の通学を支えられるランドセルを目指しています。

重心位置|重心を高く、背中に近づける

ランドセルは、重心が身体から離れるほど後ろに引っぱられやすくなります。

鞄工房山本では「立ち上がり背カン」を採用し、肩ベルトが肩の曲線に沿いやすく、ランドセルが背中に自然と近づくよう設計しています。

さらに、お子さまの身体に合わせて肩ベルトを調整することで、ランドセルの重心を高い位置で安定させやすくなります。

背中に沿うように背負うことで、重さに引っぱられにくく、歩くときの姿勢も保ちやすくなります。

重量配分|肩にかかる力を分散する

荷物の重さを快適に支えるためには、圧力を一か所に集中させないことも重要です。

鞄工房山本の肩ベルトは、厚みを持たせながら、お子さまの肩に沿いやすい形状に仕立てています。

肩にかかる圧力を広く受け止めることで、食い込みや負担感をやわらげ、荷物が多い日も背負いやすい設計です。

また、肩ベルトの付け根には、左右が独立して動く金具を採用しています。

お子さまの動きに合わせて肩ベルトが動くため、歩いたり走ったりするときも肩の曲線に沿いやすくなります。

安定性|背中全体で支えて、揺れを抑える

ランドセルが歩くたびに大きく揺れると、身体への負担を感じやすくなります。

鞄工房山本では、背中部分にU字型の二層構造ウレタンフォームを採用しています。

荷物の重さを背中全体で受け止めながら分散し、腰や背中への負担をやわらげます。また、身体にほどよくフィットすることで、歩行時の揺れも抑えやすくなります。

「重心位置」「重量分配」「安定性」。この3つを組み合わせることで、ランドセル本体の数字だけでは表せない、背負ったときの軽さにつなげています。

ランドセル 背負いやすさ 機能

軽やか設計を活かすには、フィッティングも大切

ランドセルの背負いやすさは、設計だけでなく肩ベルトの調整によっても変わります。

肩ベルトが長すぎると、ランドセルと背中の間にすき間ができ、重心が身体から離れやすくなります。

鞄工房山本の「軽やか設計」を活かしていただくためにも、お子さまの成長に合わせて、肩ベルトの長さを定期的に確認することをおすすめします。

実際に背負うときは、ランドセルが背中に沿い、肩まわりに無理なくフィットしているかを確認してみてください。

鞄工房山本のランドセルの背負いやすさについては、「背負いやすさ」でも詳しくご紹介しています。

軽いランドセルを選ぶときのチェックポイント

選ぶポイント

軽量ランドセルを選ぶときは、次の3点を確認しましょう。

  • 数字で見る軽さ
  • 実際に背負ったときの感覚
  • 6年間使うための丈夫さ・収納力・保証

そのうえで、気になるランドセルは実際に背負い、お子さまに合っているかを確かめてみてください。

1. 本体重量を比較する

まずは、気になるランドセルの本体重量を確認します。

軽さを重視する場合は、同じ素材や似た仕様のランドセル同士で比べると違いがわかりやすくなります。

ただし、数十g程度の差だけで決めるのではなく、素材や収納力なども含めて見ていきましょう。

2. 実際に背負って確かめる

気になるランドセルが見つかったら、できるだけ実際に背負って確認します。

肩や背中に無理なく沿っているか、歩いたときにランドセルが大きく揺れないかなど、お子さまの様子を見てみましょう。

可能であれば、荷物を入れた状態でも試すと、通学時に近い背負い心地を確かめられます。

鞄工房山本のランドセルは、直営店や全国各地の展示会で実際に背負ってお試しいただけます。

3. 丈夫さ・収納力・保証も確認する

最後に、6年間使うことを考えて、丈夫さや収納力、修理保証も確認します。

ランドセルは毎日の通学で使うものだからこそ、軽さだけでなく、お子さまが使いやすく、ご家族が安心して見守れることも選ぶ基準にしてみてください。

具体的な軽量モデルを比較したい方は、「【2027年ご入学向け・最新】軽量ランドセル!人気ランキングと後悔しない選び方」の記事で、重さや素材、特徴ごとにご紹介します。

軽いランドセルについてよくある質問

FAQ

小柄なお子さまには、人工皮革のランドセルがおすすめですか?

人工皮革は比較的軽いモデルが多いため、軽さを重視する場合の選択肢のひとつです。

ただし、小柄なお子さまだから人工皮革が合うとは限りません。牛革にも軽量化されたモデルがあり、背負ったときの感じ方にも個人差があります。

素材だけで決めず、実際の重量やフィット感、お子さまの好みもあわせて選ぶとよいでしょう。

牛革でも軽いランドセルはありますか?

はい。牛革でも、革の厚みやランドセルの構造を工夫することで、軽量化されたモデルがあります。

牛革ならではの風合いを楽しみながら軽さも重視したい場合は、商品ごとの重量を比較してみてください。

牛革・人工皮革・コードバンの違いについては、「革・素材の特長」でもご紹介しています。

肩ベルトは一度調整すればそのままでいいですか?

肩ベルトは、お子さまの成長に合わせて見直すことをおすすめします。

身体が大きくなったり、季節によって服装の厚みが変わったりすると、ランドセルのフィット感も変わります。

ランドセルと背中の間に大きなすき間ができていないか、ときどき背負った姿を確認してあげると安心です。

ワイン色のランドセルを背負った女の子

まとめ|重さだけでなく、背負ったときの軽さも確認しよう

軽いランドセルを選ぶときは、表示されている本体重量だけで判断せず、背負ったときの感じ方まで含めて比べることがポイントです。

ランドセルの重さは、人工皮革・牛革・コードバンといった素材や構造によって異なります。また、身体へのフィット感や重心の位置、重量の分散などによって、同じくらいの重量でも体感は変わります。

さらに、6年間使うことを考えると、丈夫さや収納力、修理保証なども確認しておきたいところです。

数字の軽さをひとつの目安にしながら、できれば実際に背負い、お子さまが無理なく使えそうかを確かめてみてください。毎日の通学に寄り添うものだからこそ、お子さまに合った「軽さ」を見つけることが、ランドセル選びにつながります。

具体的な軽量モデルを比較したい方は、「【2027年ご入学向け・最新】軽量ランドセル!人気ランキングと後悔しない選び方」もあわせてご覧ください。

ランドセルを背負おうとしている子ども

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監修者情報

鞄工房山本 編集部
鞄工房山本 編集部

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