刺繍ランドセルは後悔する?失敗しない選び方と人気デザイン

お買い物の前に Q&A

プリンセス・ラフィーネ 4色俯瞰

「刺繍入りのランドセルってどうなんだろう?」「かわいいけど、本当に大丈夫?」そんな疑問にお応えできるよう、人気の刺繍デザインの魅力と注意点をわかりやすくまとめました。さらに鞄工房山本が採用する耐久性に配慮した“ステッチワーク”の工夫まで、ランドセル選びに役立つ情報を丁寧にご紹介します。6年間安心して使える、おしゃれで後悔しないランドセル選びのヒントをお届けします。

刺繍入りランドセルは人気?

刺繍入りのランドセルは、可愛いデザインを求める女の子たちに根強い人気があります。特に、同じ革の色でも刺繍のモチーフやステッチの色が違うだけで全体の印象が大きく変わるため、個性を表現できるアイテムとして選ばれています。花、リボン、ハート、ティアラなどの定番モチーフは、上品でエレガントな印象から、可愛らしく華やかな雰囲気までさまざまです。

刺繍は、場所によって多様な楽しみ方ができることも魅力のひとつ。かぶせ(フタ)は、自分らしさをアピールできるなによりのポイント。サイド(大マチ)は、交通安全カバーでかぶせ全体が隠れてしまっても、サイドに覗く刺繍がかわいらしさを添えてくれます。前ポケットの刺繍は、自分だけのお気に入りデザインを忍ばせることで、荷物の出し入れをする朝晩や学校でのひとときに小さなときめきを感じられます。

女の子の「かわいい!」を叶える刺繍ランドセルの魅力

刺繍入りランドセルが人気を集める理由は、女の子の「かわいい!」という気持ちを叶えてくれるから。実際にご購入いただいた際、 「花の模様に一目惚れして娘が即決しました」 「リボンのランドセルを見つけて、一気に表情が明るくなりました」 「お友だちと同じ色でも、模様が違うから特別感がある」 といった声を耳にすることも。細やかなステッチの光沢や立体感は写真以上の魅力があり、「毎日背負うのが楽しみ」とお子さまの気持ちを高めてくれる要素にもなります。そのデザイン性の高さとイメージの多様さから、多くのご家庭に選ばれています。

ランドセルに刺繍を付けるデメリット

一方で、刺繍入りランドセルには懸念の声もあります。かわいさに惹かれて選んだものの、「耐久性は大丈夫?」「雨がしみ込んでしまわない?」といった不安の声があるのも事実です。さらに、デザインは6年間使い続けるものだからこそ、低学年では気に入っても「高学年になったら少し幼かったかも」と感じてしまう可能性もあります。刺繍は定番や落ち着いた雰囲気、ワンポイントなど“長く好き”でいられる選び方も検討しておくと安心です。ご家族で話し合い、将来の制服や好みの変化も想像しながら選ぶことで、後悔の少ないランドセル選びにつながります。

Q. 鞄工房山本のランドセルは大丈夫なの?

A. 後述いたしますが、鞄工房山本のランドセルではこういったご不安を解消できる工夫を施しています。ステッチデザイン入りのランドセルも安心してお選びください。

耐久性が落ちる

刺繍は糸を使って模様を描くため、摩擦や引っ掛かりに弱いという一面があります。元気いっぱいに遊ぶお子さまが壁や机の角にランドセルをぶつけたとき、刺繍糸がほつれてしまう可能性はゼロではありません。複雑な模様ほど糸の使用量が多くなるため、摩耗や引っ掛けのリスクも高まります。刺繍部分のトラブルが起こった場合、修復が難しいケースもあるため、耐久性を重視するご家庭にとっては検討材料となるでしょう。

一方で、耐久性を高める工夫が施されているかどうかは、ご自身でもチェックすることができます。例えば、縫製用の強い糸を使っているか、裏側から接着補強がされているかといった点が挙げられます。展示品を手に取って確かめるのはもちろん、店頭スタッフに「刺繍の補強はどうされていますか?」と尋ねてみるのもオススメです。

また、6年間保証サポートに刺繍のほつれが含まれるかどうか、送料や修理期間も事前に確認しておくと安心です。デザインの細かさや糸密度、刺繍の位置(角やベルトの端など)が摩耗リスクに影響すると考えられます。購入時には実際に見て、触れることが大切なポイントになるでしょう。

なぜ工房系の刺繍は大丈夫?「ステッチワーク」の秘密

一般的な刺繍は、装飾糸で模様を縫い付ける方法が多く、雨や摩耗に弱い傾向があります。一方、鞄工房山本のような工房系ランドセルで採用される「ステッチワーク」は、縫製用の強い糸を使い、革と一体になるよう縫い込むことで高い耐久性を実現しています。

刺繍ステッチワーク
糸の種類装飾用のやや細〜標準の糸縫製用の標準〜太い糸
縫い方表面に図柄や模様を描く縫い目・糸の運びで模様を描く
補強裏面に補修シートや芯材を貼り付け圧着する裏面で糸を接着し、芯材を貼り付け圧着する
耐久性摩擦・水濡れには弱い傾向も摩擦・水濡れにも強い

さらに、鞄工房山本のランドセルで採用されるステッチワークは、糸端処理や返し縫いも丁寧に行われており、部分的なほつれが全体に広がらないよう工夫されています。華やかな可愛らしさを楽しみながらも、6年間安心して使えるのが大きな魅力です。

雨から中身を守る力が弱まる

「刺繍部分から雨が染み込むのでは?」と心配される声もあります。実際に、刺繍入りランドセルを検討されているお客様が鞄工房山本へお越しになり、「他ブランドの販売員から刺繍デザインには気を付けてくださいと注意を受けた」とご相談いただくこともありました。たしかに、糸の隙間や縫製部分から水分が入り込むと、ランドセル内部を傷めてしまう原因になることもあるかもしれません。

しかし、ランドセル用の革は人工皮革・牛革いずれも仕上げにコーティング加工が施され、素材自体が高い防水性能を備えています。さらに、使用される糸も基本的に撥水・防水仕様のものが多く、継ぎ目や縫製部分もしっかり補強しているメーカーがほとんど。購入時には「防水と明記されているかどうか」「縫い目から浸水しない工夫があるかどうか」「保障に水濡れが含まれるかどうか」をチェックしておくと安心です。より安心を求める方は、雨カバーなどの併用を検討されるとよいでしょう。

▶ランドセルの雨カバーについて、くわしく知りたい方はこちら

雨の日

【お手入れの問題】刺繍の溝に汚れはたまりやすい?

刺繍は立体的なため、溝にほこりや汚れがたまりやすいのがお悩みポイント。清潔に保つためには、日常のお手入れが大切です。

  1. やわらかいブラシで軽くほこりを払う
  2. 固く絞ったやわらかい布で優しく拭う
  3. 汚れが強い場合は、布用の中性洗剤を薄めて汚れを拭き取り、さらに水拭きで仕上げる

また、雨に濡れてしまったらすぐに水分を拭き取り、陰干ししてあげるのがベストです。定期的にケアをすることで、繊細な刺繍の美しさも6年間保ちやすくなります。

高学年になると後悔する?飽きのこないデザインの選び方

シンプルなランドセルにすればよかった…と思ったとき、刺繍は取り外すことができません。購入後に「やっぱりもっと落ち着いたデザインがよかった」と感じても、元に戻すことは難しいため、デザインに強いこだわりがある場合は慎重な選択が必要です。

特に高学年になると「子どもっぽい柄に飽きてしまった」という声もあるようです。飽きにくいデザインを選ぶなら、シンプルで定番のモチーフがオススメ。キャラクターなど具体的な柄よりも、花やハートといったベーシックデザインが人気を集めている傾向にあります。大きく目立つモチーフに迷う場合は、サイドや前ポケットなど控えめな位置に配置されたものを選ぶのも安心です。本体はシンプルに選び、気分に合わせて後から刺繍シールでアレンジするという方法もあります。

とはいえ、初めてのランドセル選びで「これがいい!」という感覚を大切にしたいと考えるご家庭も多くあります。お子さまが自分で選んだという経験が、6年間大切に使う気持ちにつながる——そうした前向きなストーリーを信じて選ばれる方も少なくありません。

鞄工房山本の刺繍入りランドセルなら安心な理由と人気モデル

鞄工房山本では、いわゆる一般的な“刺繍”ではなく、ランドセルの縫製に使われる丈夫な糸で描く「ステッチワーク」によってデザインを表現しています。

ラフィーネ ラベンダー

ランドセルの縫製と同じ丈夫な糸を使用し、さらに裏側から接着剤で補強することで「ほつれにくい」「切れにくい」構造に仕上げています。通常のご使用の範囲で糸が切れたというお問い合わせは、ほとんどいただいておりません。万が一傷や引っ掛かりで糸がほつれてしまった場合にも、6年間の修理保証が付いているので安心してお選びくださいね。

また、革自体も水に強い加工を施しており、ステッチワークを施した箇所から雨が染みて革が傷む心配もありません。このように、デザイン性と耐久性を両立したのが鞄工房山本のステッチワークランドセルの特長です。

ではここからは、ステッチワークを施した人気のランドセルをご紹介します!

プリンセス・ラフィーネ

プリンセス・ラフィーネ
ティアラのステッチに輝くクリスタルガラスがきらめく「プリンセス・ラフィーネ」。
両サイドにはお花のモチーフをあしらい、どこから見ても心躍るデザインに仕上げました。

トゥインクル・ハート

トゥインクル・ハート
エレガントなハートステッチに、キュービックジルコニアがひときわ輝く「トゥインクル・ハート」。ジュエリーのような輝きが、お子さまの明るい未来を照らしてくれるよう願いを込めました。

リベルタの側面イメージ

リベルタ
デニム調の天然皮革にステッチを効かせた「リベルタ」。ヌメ革との組み合わせがカジュアルな雰囲気を生み出し、おしゃれなジーンズのように楽しめる唯一無二のデザインです。

ステッチワークのほかにも、鞄工房山本ならではの工夫で人気を集めるモデルがあります。
それが、革を重ねることで立体感を生み出す「モチーフ付きデザイン」。特別感のある仕上がりのデザインを、ここからご紹介します!

オックスフォードの側面イメージ

オックスフォード
イギリスで発展した革靴に着想を得て生まれた「オックスフォード」。かぶせの穴飾りやサイドのアーガイル柄がアクセントとなり、シックで大人っぽい雰囲気を演出します。

コスモス

コスモス

コスモスのモチーフと波型のステッチが可憐さを表現する「コスモス」。幸せを運ぶクローバーやお花のカシメなど、細部まで上品な可愛らしさを楽しめます。

ブロッサム

ブロッサム
かぶせに咲いた大きなお花のモチーフが印象的な「ブロッサム」。外装も内装も花いっぱいのデザインで、お花好きのお子さまにぴったりのキュートなランドセルです。

こうした技法は、装飾性を損なうことなく、お子さまの「好き」を安全にかなえるための工夫。「おしゃれだけど、長く使えるものを選びたい」という想いに、しっかりと応えらえる設計をご用意しています。

刺繍シールという選択肢も

鞄工房山本では取り扱いはありませんが、ランドセル向けの「刺繍風シール」も市販されています。貼るだけで華やかさをプラスでき、さらに剥がせば元のシンプルなデザインに戻せるため、「気分で変えたい」というお子さまにはおすすめの方法です。

ただし、革の種類や質感によっては粘着跡が残る可能性があるため、購入時には素材との相性を確認することをおすすめします。日常的に貼り替える楽しさを求める方にとっては、気軽なアレンジ方法のひとつとして取り入れやすい選択肢です。

刺繍のイメージ

よくある質問

刺繍入りランドセルは高学年になると恥ずかしいですか?

どのランドセルも、「卒業までずっと大切に使えた」というお声を多くいただいています。もし親御様がどうしても不安な場合は、花やハートなどの定番モチーフや控えめな配置を選ぶのがオススメ。本体をシンプルにして、後から刺繍シールで気軽にアレンジする方法もありますよ。

ランドセルに後から刺繍を入れることは可能ですか?

ランドセルの装飾はパーツごとに縫製を行うため、完成後に新たな刺繍を加えることはできません。また、ご自身で無理に刺繍をすると防水性や強度を損なう恐れがあります。安心して長くお使いいただくためにも、完成後の刺繍はオススメしていません。

まとめ

刺繍入りランドセルは、デザイン性の高さから人気の選択肢のひとつですが、糸の耐久性や防水性に関する注意点も理解しておくことが大切です。鞄工房山本では、丈夫なステッチワークや立体モチーフで、可愛さと安心を両立したデザインをご用意しています。6年間大切に使うものだからこそ、お子さまとご家族で納得のいくランドセルを選んでいただけると嬉しいです。

▼ステッチワーク・モチーフ付きランドセルはこちらからお探しいただけます。
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本記事で関心を寄せていただいた方は、ぜひ実物をご覧に直営店(奈良本店・梅田店・銀座店・横浜店)へお越しください。また、現在2027年度ご入学向けランドセルのカタログ請求を受け付けております。ご自宅でゆっくりとご覧いただけますので、ぜひお子さまと一緒にお楽しみくださいね。

鞄工房山本のカタログ請求 はこちら

ランドセルを受け取る女の子

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監修者情報

鞄工房山本 編集部
鞄工房山本 編集部

購入前に役立つ情報から、ご購入後にもきっと役立つような話題まで。ランドセルにまつわるあれこれを、心を込めてていねいにお届けしています。小さな情報の一つひとつが、ご家族の安心と笑顔につながりますように。

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