
ランドセルの値段は幅広く、1~2万円台から10万円を超えるものまであります。ランドセル工業会の2026年調査では、2026年4月ご入学向けランドセルの平均購入金額は62,034円でした。
ただし、「平均と同じくらいの値段なら安心」「高いランドセルほどよい」とは一概にいえません。価格には、素材やつくり、デザイン、機能、修理保証など、さまざまな違いが反映されています。
大切なのは、ご家庭で無理のない予算を考え、そのなかでお子さまが6年間使うために何を大切にしたいのかを整理することです。
この記事では、ランドセルの平均購入金額をはじめ、値段が変わる理由や価格帯ごとの特徴、ご家庭に合ったランドセルを選ぶためのポイントをご紹介します。
この記事で分かること
- ランドセルの平均購入金額と値段の目安
- ランドセルの価格差が生まれる理由
- 価格帯ごとの特徴と確認したいポイント
- 予算に合ったランドセルの選び方
- 鞄工房山本の価格帯別ラインナップ
目次
ランドセルの平均購入金額は約6万2,000円

ランドセルの平均価格を知るうえでひとつの目安になるのが、実際に購入された金額の平均です。
ランドセル工業会の「ランドセル購入に関する調査 2026年」によると、2026年4月ご入学向けランドセルの平均購入金額は62,034円でした。
購入価格帯では「65,000円以上」が46.0%と、最も大きな割合を占めています。
ただし、平均購入金額はあくまでランドセル市場全体の購入実態を示す数字です。6万円台のランドセルを選ばなければならないわけでも、平均より高ければ品質がよいというわけでもありません。
ランドセルには幅広い価格の商品があり、素材やつくり、機能、デザインなどによって値段は変わります。平均購入金額を予算のひとつの目安にしながら、その価格でどのようなランドセルを選べるのかを見ていくことが大切です。
平均購入金額の推移や、ランドセル専門ブランドの商品価格帯について詳しく知りたい方は、「【2027年入学向け】ランドセルの相場はいくら?平均購入金額と価格帯の割合を最新データで解説」をご覧ください。
※出典:ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2026年」
ランドセルの値段を左右する主な要素

ランドセルの値段は、素材だけでなく、製造方法や仕様、デザイン、購入後のサポートなど、いくつもの要素によって変わります。
同じ価格帯でも特徴は商品によって異なるため、「高い・安い」だけではなく、価格の違いがどこに表れているのかを見ると比較しやすくなります。
素材

ランドセルに使われる代表的な素材には、人工皮革・牛革・コードバンがあります。
人工皮革は軽さや扱いやすさが魅力。牛革は天然皮革ならではの風合いや質感があり、コードバンは馬からわずかしか採れない希少な革で、なめらかな手触りと美しい艶が特徴です。
一般的には人工皮革、牛革、コードバンの順に価格が高くなる傾向がありますが、同じ素材でもデザインや仕様によって値段は異なります。
素材だけで価格を判断せず、それぞれの特徴を知ったうえで比較するとよいでしょう。
製造方法・つくり

どのようにつくられているかも、ランドセルの価格に関わる要素のひとつです。
ランドセルは、革の裁断から縫製、組み立て、仕上げまで多くの工程を経て完成します。手仕事を多く取り入れたものや、仕上げに時間をかけたものなど、製造方法はメーカーや商品によってさまざまです。
価格を比較するときは、見た目だけでなく、6年間の使用を考えてどのようにつくられているかにも目を向けてみてください。
機能・デザイン

肩ベルトや背当て、収納力、安全機能など、毎日の使いやすさに関わる仕様もランドセルによって異なります。
また、ステッチや刺繍、金具、内装など、細かなデザインにこだわった商品もあります。
ただし、機能や装飾が多ければ多いほどよいとは限りません。お子さまにとって必要な機能か、6年間大切にしたいと思えるデザインかという視点で選ぶことが大切です。
修理保証・アフターサポート
購入時の値段だけでなく、ご卒業まで安心して使えるサポートがあるかも確認しておきたいポイントです。
修理保証の期間や対象範囲、修理中の代替ランドセル、修理時の送料など、対応内容はメーカーによって異なります。
6年間という長い時間を考えると、ランドセルそのものとあわせて、購入後のサポートまで確認しておくと安心です。
ランドセルは価格帯によって何が違う?

ランドセルは、1~2万円台から10万円以上まで幅広い価格帯で販売されています。
価格だけで品質を判断することはできませんが、ご家庭の予算に合うランドセルを探すためのひとつの目安になります。
| 価格帯 | 特徴・確認したいこと |
|---|---|
| 1~2万円台 | 価格を抑えやすい。素材・仕様・保証内容まで確認 |
| 3~4万円台 | エコノミーモデルやアウトレットも選択肢 |
| 5~7万円台 | 素材・機能・デザインを比較できる商品が増える |
| 8~9万円台 | 牛革など、素材やつくりにこだわった商品も選択肢 |
| 10万円以上 | コードバンなど希少素材や特別な仕様の商品も見られる |
1~2万円台|価格だけでなく仕様や保証も確認する
1~2万円台にもランドセルはあります。できるだけ費用を抑えたいご家庭にとって、選択肢のひとつになる価格帯です。
一方、ランドセルは小学校生活の6年間、教科書やタブレットなどを入れて毎日のように使います。
購入前には、
- 6年間を想定した修理保証があるか
- 必要な収納力があるか
- 素材や構造はどのようなものか
- 返品・交換に対応しているか
などを確認しておくと安心です。
「安いからよくない」と考えるのではなく、必要な条件を満たしているかを確認して選ぶことが大切です。
3~4万円台|価格を抑えたモデルやアウトレットも選択肢に
3~4万円台では、大手メーカーや量販店が展開するエコノミーモデルも多く見られ、シンプルなデザインや軽さを特長とする商品などがあります。
また、ランドセル専門ブランドでは、旧モデルや展示品などをアウトレットとしてこの価格帯で販売している場合もあります。
同じ3~4万円台でも、通常商品とアウトレットでは価格が抑えられている理由が異なります。
素材や仕様に加え、アウトレットの場合は商品の状態や現行モデルとの違い、修理保証の内容なども確認して比較するとよいでしょう。
5~7万円台|幅広い商品から比較しやすい価格帯
5~7万円台になると、さまざまなメーカー・ブランドの商品が候補に入り、素材や機能、デザインを見比べながら選びやすくなります。
特に7万円台は、ランドセル専門ブランドでも商品展開が充実している価格帯です。
鞄工房山本が2027年ご入学向けランドセルを扱うランドセル専門ブランド15ブランド、1,486商品を調査したところ、7万円台は651商品と、すべての価格帯のなかで最も多く展開されていました。
ただし、これは「7万円台が最も売れている」という意味ではありません。
同じ価格帯でも、軽さを重視したもの、素材感を大切にしたもの、デザインにこだわったものなど特徴はそれぞれです。価格だけで判断せず、ご家庭で大切にしたい条件と照らし合わせてみましょう。
8~9万円台|素材やつくりにこだわった商品も選択肢に

8~9万円台では、牛革を使用したランドセルをはじめ、素材やデザイン、ものづくりにこだわった商品も選択肢に入ってきます。
天然皮革ならではの質感を楽しみたい、シンプルながら細部まで丁寧につくられたものを選びたいなど、価格だけではない価値を重視するご家庭にも比較しやすい価格帯です。
一方で、価格が高くなるほど必ず丈夫になる、背負いやすくなるというわけではありません。
お子さまが実際に背負ったときの感覚や、収納力、安全性、保証内容なども一緒に確認しましょう。
10万円以上|希少素材や特別な仕様も選べる

10万円以上では、コードバンなど希少性の高い素材を使用したランドセルや、特別な仕立てを取り入れた商品も見られます。
コードバンは、馬のおしりの一部からごくわずかしか採れない天然皮革です。なめらかな手触りや美しい艶、緻密な繊維構造ならではの質感があります。
単に「高価なランドセル」としてではなく、素材そのものの魅力や、ものづくりの背景まで含めて選びたいご家庭にとって、ひとつの選択肢になります。
予算に合ったランドセルを選ぶ4つのポイント

ランドセルの予算や価格帯をある程度決めたら、その範囲のなかで、6年間大切にしたい条件を整理していきましょう。
値段だけで比較するよりも、次の4つを確認すると、ご家庭に合うランドセルを選びやすくなります。
1. 6年間使える丈夫さを確認する
ランドセルは、教科書やタブレットなどを入れて毎日の通学に使います。
型崩れを防ぐための構造になっているか、縫製や素材は6年間の使用を考えたものかなど、実際の仕様を確認しましょう。
高価格だから必ず丈夫、低価格だから壊れやすいというものではありません。
値段そのものではなく、6年間使うことを想定したつくりになっているかを見ることが大切です。
2. お子さまの身体に合う背負い心地を確認する

ランドセルの重さは、本体に表示されている重量だけでは判断できません。
肩ベルトの形状や背中との密着具合、荷物を入れたときの重心などによって、背負ったときの感じ方には違いがあります。
可能であれば実際に試着し、ランドセルがお子さまの身体に無理なくフィットしているかを確認してみてください。
3. お子さまが6年間大切にしたくなる色やデザインを選ぶ

ランドセルは、お子さま自身が毎日使うものです。
ご家族として気になる価格や機能を確認しながら、お子さまが「これがいい」と感じる気持ちも大切にしたいところです。
自分で色やデザインを選んだ経験も、6年間をともに過ごすランドセルへの愛着につながっていきます。
4. 修理保証・アフターサポートを確認する
万が一の故障に備えて、購入前に修理保証の内容も確認しておきましょう。
たとえば、
- 保証期間は何年間か
- どのような故障が対象になるか
- 修理中の代替ランドセルはあるか
- 修理時の送料はどちらが負担するか
といった点です。
購入時の価格だけでなく、6年間を通して安心して使えるかまで考えることで、ご家族にとって納得感のある選択につながります。
価格別のおすすめランドセル
3万~4万円台
3〜4万円台では、牛革の上品さが映える旧モデルやアウトレットランドセルも選択肢に入ります。

- 新品・旧モデル
- 主素材:牛革
- 価格:¥39,950(税込)

- 新品・旧品番
- 主素材:牛革
- 持ち手あり
- 価格:¥44,250(税込)
鞄工房山本のアウトレットランドセルは、旧モデルや展示品のランドセルを最大50%OFFでご用意しています。職人が丁寧に仕立てた品質はそのままに、お得に選べる点がご好評いただいております。全品送料無料・8日以内返品OK・6年間の無料修理保証付きなど、はじめてのランドセル選びでも安心してお選びいただけます。アウトレットは入れ替わりが早いため、気になる方はぜひお早めにご覧くださいね。
※アウトレットランドセル(旧モデル・展示品)は、在庫状況により販売内容や価格が変わる場合があります。最新の在庫状況は、各商品ページまたはアウトレットストアでご確認ください。
5万~7万円台
鞄工房山本では、7万円台の価格帯に、上質さと使いやすさを両立したランドセルをご用意しています。
- 一部を除く人工皮革モデル(1,180g ~ 1,280g前後)
人工皮革モデルは、1,180~1,280g前後と軽量で、扱いやすさも魅力です。防水・耐傷加工を施しており、毎日の通学にも安心してお使いいただけます。

- 重量:1,260g前後
- 主素材:人工皮革
- 価格:¥79,900(税込)
- 大マチ幅:120㎜

- 重量:1,180g前後
- 主素材:軽量人工皮革
- 価格:¥75,900 (税込)
- 大マチ幅:120㎜
8万~9万円台
鞄工房山本の8~9万円台では、牛革を使用したモデルを中心にご用意しています。天然皮革ならではの質感と、それぞれのデザインを楽しめる価格帯です。
- すべての牛革モデル(1,360g~1,380g前後)
- 一部人工皮革モデル(レイブラック・スペシャル シルバー×ブラック)

- 重量:1,380g前後
- 主素材:牛革
- 価格:¥89,900(税込)
- 大マチ幅:120㎜

- 重量:1,380g前後
- 主素材:牛革
- 価格:¥89,900(税込)
- 大マチ幅:120㎜

- 重量:1,280g前後
- 主素材:人工皮革
- 価格:¥85,900(税込)
- 大マチ幅:120㎜
10万円以上
鞄工房山本の10万円以上の価格帯は、素材・つくり・佇まいのすべてにこだわりたいご家庭に選ばれる、特別なラインナップです。
“革のダイヤモンド”と呼ばれるコードバンは、緻密で美しい繊維構造をもつ希少素材。光の角度で深みのある艶が揺らぎ、6年間だけでなく、その先の時間まで寄り添える上質さを備えています。

- 重量:1,480g前後
- 主素材:かぶせコードバン
- 価格:¥139,900(税込)
- 大マチ幅:120㎜

- 重量:1,540g前後
- 主素材:コードバン
- 価格:¥260,000(税込)
- 大マチ幅:120㎜
ランドセルを少しでもお得に購入するには?
ランドセルの費用を抑えたい場合は、アウトレット商品や、その時点で実施されている購入特典を確認する方法があります。
アウトレットでは、旧モデルや展示品などを通常価格より抑えて購入できる場合があります。一方、商品やカラーには限りがあるため、希望するモデルを優先したい場合は、現在販売されているラインナップもあわせて比較するとよいでしょう。
ランドセルの価格についてよくある質問
Q.相場より安いランドセルでも6年間使えますか?
価格だけで、6年間使えるかどうかを判断することはできません。
価格を抑えたランドセルを選ぶ場合も、耐久性を考えた構造になっているか、必要な収納力があるか、6年間の修理保証が用意されているかなどを確認しましょう。
「安いから使えない」と考えるのではなく、ご家庭が必要とする条件を満たしているかを見ることが大切です。
Q.高いランドセルほど丈夫ですか?
価格が高いほど、必ず丈夫になるわけではありません。
ランドセルの値段には、素材の希少性や製造方法、デザインなど、耐久性以外の要素も関係しています。
丈夫さを重視する場合は、価格だけでなく、型崩れへの対策や縫製、素材の加工、修理保証などを確認すると比較しやすくなります。
Q.ランドセルは何万円くらいを選べばいいですか?
「何万円なら安心」という一律の基準はありません。
2026年ご入学向けランドセルの平均購入金額は62,034円ですが、これは予算を考えるためのひとつの目安です。
まずはご家庭で無理のない予算の幅を決め、そのなかで素材や丈夫さ、背負い心地、お子さまが好きなデザイン、保証内容などを比較してみてください。
Q.ランドセルの値段と重さは関係ありますか?
価格が高いほど重い、安いほど軽いとは限りません。
ランドセルの重量には素材だけでなく、サイズや構造、金具、内装などさまざまな要素が関係します。
本体重量だけでなく、実際にお子さまが背負ったときのフィット感や、荷物を入れた状態での背負い心地も確認するとよいでしょう。
まとめ|値段だけでなく、6年間を考えて選ぶ
ランドセルの平均購入金額は、2026年ご入学向けで62,034円です。一方、ランドセルには1~2万円台から10万円以上まで幅広い価格の商品があり、値段は素材やつくり、デザイン、機能などによって異なります。
平均購入金額は予算を考えるひとつの目安になりますが、「平均より高いからよい」「安いから心配」と価格だけで判断する必要はありません。
ご家庭で無理のない予算を考えたうえで、6年間使える丈夫さ、お子さまの身体に合う背負い心地、毎日大切にしたくなる色やデザイン、万が一のときの修理保証まで見比べてみてください。
ランドセル選びで大切にしたいことは、ご家庭によってさまざまです。価格もひとつの基準にしながら、お子さまの「これがいい」という気持ちと、ご家族が6年間安心して送り出せること。その両方が重なる一品を選んでいただければと思います。













