
ランドセルは、背負い心地、体感重量、収納力、丈夫さ、安全性、保証、お子さまの好みを確認すると選びやすくなります。本体の重さや色だけで決めるのではなく、実際に荷物を入れて背負い、6年間の使い方を想像しながら比較することが大切です。
この記事では、鞄工房山本がランドセルづくりと接客で培ってきた知見をもとに、購入前に確認したい10のポイントをご紹介します。よくある後悔とその防ぎ方も整理していますので、お子さまとご家族に合うランドセルを選ぶ際にお役立てください。
〈この記事でわかること〉
・ ランドセル選びで後悔しないためのポイント
・ 素材・重さ・サイズなどの比較方法
・ お子さまに合ったランドセルの選び方
・ ランドセル選びはいつから始めるのがおすすめか
・ 実際に背負って選ぶときのチェックポイント
6年間、毎日背中に寄り添うランドセルが、お子さまにとってもご家族にとっても「選んでよかった」と思える存在になりますように。
ランドセルは10の項目を確認すると選びやすい
ランドセル選びでは、すべての条件を同じように重視する必要はありません。通学距離、荷物の量、お子さまの体格や好みに合わせて、ご家族で優先順位を決めることが大切です。
| 確認項目 | 購入前に見るポイント |
|---|---|
| 購入先 | 試着方法、返品・変更条件 |
| 素材 | 重さ、質感、価格、キズの見え方 |
| 収納力 | A4フラットファイル、タブレット、日々の荷物が入るか |
| 体感重量と背負い心地 | 本体重量だけでなく、荷物を入れて背負ったときの感じ方。肩ベルトの当たり方、歩いたときの安定感 |
| 丈夫さ | 芯材、肩ベルト、縫製、型崩れへの対策 |
| 安全性 | 反射材、安全ナスカン、防犯ブザー用金具 |
| 保証 | 無料修理の対象、送料、代替ランドセルの有無 |
| 色 | 実際の目で見た見え方、お子さまの希望 |
| デザイン | お子さま本人が納得して選んでいるか |
| 予算 | 本体価格、関連グッズ価格 |
まずは、お子さまとご家族が特に大切にしたい条件を2~3つ決めておくと、数多くのランドセルを比較しやすくなります。
失敗しないランドセルの選び方10選
一生に一度のランドセル選び。デザインやカラーはもちろん、機能性やサポート体制も考慮して選ぶことが大切です。ここでは、購入前に押さえておきたい10のポイントを詳しく解説。

1.購入場所を決める
近年は、専門メーカーだけでなく、百貨店や量販店などでもさまざまなランドセルが取り扱われるようになりました。オンラインストアやアウトレット品、中古品など、購入方法の選択肢も広がっています。
どこで購入するかによって、価格や保証内容、アフターサービスが異なるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。お子さまと一緒に比較しながら、ご家庭に合った安心の購入場所を見つけましょう。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ランドセルメーカー直営店 | ・品揃え豊富 ・専門スタッフに相談できる ・保証が充実 | ・店舗数が限られる |
| 百貨店・量販店 | ・実物を確認できる ・複数ブランドの比較ができる | ・取り扱いブランドが限られる |
| オンラインショップ | ・時間帯を問わず手軽に購入できる ・割引キャンペーンが多い | ・フィッティングができない ・返品条件の確認が必要 |
| アウトレット・中古品 | ・価格が安い ・掘り出し物が見つかることも | ・在庫が限られる ・保証がない場合も |
▼ランドセルの購入場所を比較したい方にオススメの記事はこちら
ランドセルはどこで買うのがベスト?購入場所を徹底比較
2. 素材を選ぶ

ランドセルの素材は、大きく分けると「天然皮革」と「人工皮革」の2種類。それぞれの特徴を知ることで、ランドセル選びをスムーズに進めることができます!
- 天然皮革(牛革・コードバン)
- 主に牛革やコードバン(馬のおしりの革)が使われています。昔は「重くて、ひび割れしやすい」イメージがありましたが、今では人工皮革との差は約100gほど。使うほどに革が馴染んで、背負い心地が増していきます。特にコードバンは「革のダイヤモンド」とも呼ばれ、圧倒的な強度と美しく滑らかな質感が魅力です。
- 人工皮革
- 最軽量、かつリーズナブルなのが最大のメリット!ただし、6年間の使用には問題はありませんが、長期間ご使用になる場合、加水分解が生じることも。リメイクをして長く使用されたい場合は、牛革やコードバンなどの天然皮革がおすすめです。
選び方のポイント
| 素材 | 主な特長 | 選ぶ際の目安 |
|---|---|---|
| 人工皮革 | 軽いモデルが多く、品質や表面の仕上がりが均一 | 軽さや扱いやすさを重視する方 |
| 牛革 | 自然なシボと、しっとりした質感がある | 本革の風合いや丈夫さを重視する方 |
| コードバン | 滑らかな手触りと艶、硬質な質感がある希少な天然皮革 | 素材の品格や希少性を重視する方 |
6年間使うことを考えたうえで、お子さまにぴったりの素材を探してみましょう!
3. 収納力と内寸を確認する
ランドセルのサイズは、外から見た大きさだけでなく、実際に荷物を入れる内寸を確認しましょう。現在は、A4フラットファイルに対応したランドセルが広く選ばれています。
購入前には、次の点を確認します。
- A4フラットファイルが無理なく入るか
- 学校で使用するタブレットやケースが入るか
- 内寸の横幅・高さ・大マチが十分か
- ポケットが大きく開き、荷物を出し入れしやすいか
- 荷物を背中側へまとめやすいか
大容量であることだけでなく、お子さまが自分で荷物を出し入れできることも大切です。実物を確認できる場合は、ファイルやタブレットを入れて試してみましょう。
鞄工房山本の2027年ご入学向けランドセルは、A4フラットファイルとタブレットに対応しています。

持ち物の量は学校・学年・曜日によって異なる
6年もの期間通う小学校では、学年によって必要なアイテムが異なります。低学年のうちは荷物が少なくても、高学年になると教科書やタブレット端末が増えるため、容量にゆとりのあるランドセルを選ぶことが重要です。
低学年(1~2年生)
- 教科書・ノート(少なめ)
- 筆箱
- 連絡袋
- 給食袋や水筒
低学年のうちは比較的荷物が少ないですが、体格のちいさなお子さまも多いため、ランドセル本体の軽さも大切なポイント。大マチの収納力がしっかりあれば、荷物が増えたときにも安心です。
中学年(3~4年生)
- 教科書・ノート(増加)
- タブレット端末(学校による)
- 水筒やランチセット
- 習い事やクラブ活動の道具
以下の写真は、小学4年生のある日のランドセルの中身です。

タブレットが支給される学校が多く、A4フラットファイル対応のサイズが便利です。肩ベルトのフィット感や背負いやすさも、荷物が増えてくるこの時期には特に重要となります。
高学年(5~6年生)
- 教科書・ノート(大幅に増加)
- タブレット端末
- 副教材(辞書・地図帳など)
- 給食セット
小学校やクラスによっては、ランドセルに入りきらない荷物が出てくることも。サブバッグを併用するお子さまも少なくないようです。耐久性はもちろん、毎日使うことを考えた「体感荷重」の軽さや背負いやすさが欠かせません。今後の成長を見通して、余裕のある収納力と快適な背負い心地を兼ね備えたランドセルを選んでおくのが安心です!
4.体感重量と背負いやすさを確認する
ランドセルの「軽さ」とは、本体の重量だけでは決まりません。実際に背負ったときに「どれだけ軽く感じるか」も重要です。鞄工房山本は体感重量にも着目し、以下のポイントから背負いやすさにアプローチしています。

- 立ち上がり背カン
- より理想的な姿勢を保つことをサポート。重心を高い位置で安定させ、長時間背負っていても疲労を感じにくい設計。
- 肩ベルトの形状
- ゆるやかなカーブが身体の構造に沿い、肩へのフィット感が向上。重さを分散させるとともに、チェストベルトがなくともずり落ちる心配がありません。
- 背面クッションの厚み
- 凹凸のある二層構造のクッションで、背中と腰への負担を軽減。
ランドセルのフィット感を確認する3つのチェックポイント

肩ベルト、背当て、全体のバランスの確認方法をご紹介します。お子さまにランドセルを背負っていただき、横から見てみてください。
上記の写真左側のように、お子さまの身体に対して、ランドセルがまっすぐに背負えていることが良い例です。写真右側は20年ほど前のランドセル。こちらは旧タイプの背カン(肩ベルト)ですが、身体に対して、ランドセルが後ろ向きに倒れてしまい、重い教材を長時間入れるていると、腰にも負担がかかりやすくなってしまいます。
肩ベルトのフィット感チェック方法

まず、肩ベルトの長さ調節のポイントからご紹介します。
背負ったときにお子さまの方とランドセルの頂点が同じ高さにしましょう。ランドセルとお子さまの背中に、大人の手のひら一枚が入るか入らないかくらいの隙間があるのが理想的です。高さが違いすぎる、隙間が飽きすぎると、ランドセルの重心が下がって、荷物がより重く感じてしまいます。
また、鞄工房山本のランドセルは、お子さまの首に当たりにくい、当たっても痛くなりづらい工夫を肩ベルトにほどこしていますが、万が一、当たっていたいとおっしゃる場合は、肩ベルトを少し揉んだりして、革を柔らかくしてあげると良いでしょう。
背中と背あてのフィット感確認
鞄工房山本のランドセルでは背中に密着しすぎないよう、蒸れを防止するための素材選びをしたり、クッションの形にこだわったりしています。

U字型のクッションにすることにより、お子さまとの背中との間に程よい空間ができます。
クッション材は、立体的すぎると、ランドセルの重量を支えづらくなったりもしますので、お子さまにとってちょうど良いバランスのランドセルを選ぶことができると良いでしょう。
また、先程の「ランドセルのフィット感を確認する3つのチェックポイント」でもお伝えしたように、ランドセルが身体に対して真っ直ぐかどうか、首や肩、腰などに負担がかかりすぎていないか色々な角度から背負った姿を見てみてくださいね。
5. 丈夫さを確認する
6年間、毎日安心して使い続けるためには、見た目だけでなく“つくりの丈夫さ”を確認することが大切です。
鞄工房山本のランドセルは、側面の上部に強靭な樹脂の芯材を採用し、マチ幅12cmの大容量でも折れや反りが起きにくい設計。長年使っても型崩れしにくく、美しい形を保ちます。
かぶせ裏の時間割表ポケットには割れにくいメッシュ素材を使用し、開閉が多い箇所でも安心。さらに、防水・耐傷加工を施した革と丈夫な内装素材で、外も中も長持ちするよう丁寧に仕立てています。
角の仕上げには“キザミ”や“菊寄せ”と呼ばれる日本の伝統技法を採用。ひとつひとつ手仕事で美しく整えられた仕上がりが、職人の誇りと品質の証です。

6. 安全性を確認する
小学校へ進学すると、お子さまはご家庭の目が届かない時間を多く過ごすようになります。登下校を安心して見送るために、安全機能の確認も大切です。
ランドセルの側面には、紐が引っかかっても外れる安全ナスカンを採用。反射材付きなら夕方や雨の日も安心です。防犯ブザーは肩ベルトの手元に付けておくと操作しやすく、左右どちらにも対応できる仕様を選ぶとより安心です。
7. 保証とアフターサービスを確認する
ランドセルは6年間使用するため、購入前に修理保証の内容を確認することが大切です。「6年間保証」と書かれていても、無料修理の対象、送料、代替ランドセルの有無、申し込み方法はメーカーによって異なります。
次の項目を確認しておきましょう。
- 無料修理の対象となる不具合
- 傷や汚れ、シワなどの扱い
- 修理時の往復送料
- 修理中の代替ランドセル
- 修理の申し込み方法
- 自然災害や事故、紛失時の対応
鞄工房山本では、ご使用に支障がある不具合を対象に、6年間の無料修理を行っています。長期の修理となる場合は、代替ランドセルを無料で貸し出し、修理時の往復送料も当社が負担します。
使用に支障のない汚れ、傷、シワなどは無料修理の対象外となります。自然災害や事故、紛失については、状況に応じてできる限りサポートしています。詳しい条件は、購入前に保証規定をご確認ください。
▼鞄工房山本の修理保証について詳しくはこちらから
6年間無料修理・サポート

8. カラーを選ぶ
ランドセルのカラーは、今や多種多様です。定番の黒や赤に加え、やわらかなパステルカラーや落ち着いたアースカラーなど、さまざまな色から選ぶことができます。
近年は男女問わず、個性を大切にしたカラーを選ぶご家庭も増えています。6年間毎日使うものだからこそ、お子さまが心から気に入る色を一緒に選ぶ時間も大切にしたいですね。
女の子に人気のカラー
最近の人気カラーは、ラベンダー(紫系)やミントブルー(水色系)、淡いピンクなど、パッと気持ちも晴れやかになるような明るい色合い。ベージュやブラウン系の落ち着いたカラーも、保護者さまから根強く支持されています。

トゥインクル・ハート(1,380g前後)
4色展開(画像はアイスブルー色)

ドゥ・アンジェール(1,180g前後)
6色展開(画像はミルクティー色)
男の子に人気のカラー
本体色(革色)では黒色が過半数を占めるほどの人気カラー!汚れが目立ちにくいこともその人気を支えています。ネイビーやモスグリーンなどのシックな色味に加え、爽やかなブルーやパープルも近年人気を伸ばしています。

香久山(1,380g前後)
6色展開(画像は黒色)

リベルタ(1,380g前後)
4色展開(画像はデニムブルー色)
▶【最新】ランドセル人気ランキング!2027年向けモデルや男女別の人気カラー、選び方を徹底解説
9. デザインを選ぶ
ランドセルのデザインは、お子さまの個性や感性によってさまざまです。カラーだけでなく、ステッチの色や内装の模様、ファスナーの引き手など、細部にまでこだわったモデルが増えています。
6年間使うものだからこそ、見た目の華やかさだけでなく、成長しても飽きずに愛着を持って使えるデザインを選ぶことが大切です。お子さまの「好き」とご家族の「安心」がどちらも叶う一品を見つけてください。
女の子に人気のデザイン
花やハートなどの可愛らしいデザインが定番。また、シンプルながら上品なステッチのランドセルも人気があります。

ラフィーネ(1,380g前後)
8色展開(画像はラベンダー色)

香久山(1,380g前後)
6色展開(画像はオフホワイト色)
男の子に人気のデザイン
黒を基調にしたラインデザインや、シンプルながらも個性が光るデザインが人気を集めています。

レイブラック(1,380g前後)
6色展開(画像は黒×ブルー色)

ブラウニー(1,380g前後)
3色展開(画像は紺色)
10. ご家庭の予算に合うものを選ぶ
ランドセルの価格には、素材、機能性、アフターサービスの充実度などが影響します。購入時には、「6年間しっかり使えるか?」 を基準に選びましょう。こちらでは価格帯別の特徴をご紹介します。
- 1万〜2万円台
- 通販限定や海外生産品が多くみられます。現物を確認できない場合は、返品・交換対応や修理保証の範囲をしっかりチェックしましょう。
- 3万〜4万円
- 比較的リーズナブルな価格帯で、人工皮革が使用されています。シンプルなデザインと機能に絞ることで、安心できる品質ながら低価格を実現。
- 5万~7万円
- 購入される方が多い人気の価格帯。一部牛革ラインナップも加わり、機能面も充実のモデルなど選択肢が広がります。
- 7万~9万円
- デザイン性・機能性ともに高いこだわりの製品が並び、他にはない個性を探す方にもぴったりの価格帯です。
- 9万円以上
- 高級素材(コードバンなど)が使用される高価格帯です。百貨店限定・ブランドコラボなど、特別感のあるモデルもこちらに含まれます。
そのほか、早期購入特典やアウトレット品を活用することで、お得に購入できる場合もあります。予算と品質のバランスを考えながら、お子さまにぴったりのランドセルを見つけてくださいね。

ランドセル選びでよくある失敗談と後悔と防ぐための確認方法

ランドセル選びでは、購入時期、試着方法、お子さまの希望の聞き方によって、購入後の納得感が変わります。店舗やカスタマーサポートで寄せられるご相談をもとに、よくある後悔と購入前に確認したいことを整理しました。
なお、以下はすべてのご家庭に当てはまるものではなく、実際に寄せられた相談や接客事例をもとにした一例です。
| よくある後悔 | 考えられる原因 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| 希望モデルが受付終了していた | 情報収集が販売開始後になった | カタログ請求、販売開始日、在庫状況を確認する |
| お子さまが納得していなかった | ご家族だけで色やデザインを決めた | 候補を整理したうえで本人の希望を聞く |
| 錠前やポケットが使いにくかった | お子さま自身で操作していなかった | 開閉や荷物の出し入れを試す |
| 思ったより重く感じた | 本体重量だけで判断した | 荷物を入れて歩いてみる |
| 肩や首に当たった | 肩ベルトを調整せずに試着した | 体格に合わせて調整して背負う |
欲しかったランドセルが完売!
「せっかくお気に入りのランドセルを見つけたのに、気づいたら完売していた…!」そんな経験をされた方は意外と少なくありません。二十年ほど前までは、入学の3ヶ月前でも間に合っていたランドセル選び(鞄工房山本の場合)。今では「ラン活(ランドセル活動)」がすっかり浸透し、年中さんのうちから情報収集を始めるご家庭も増えてきました。
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会が調査したところ、年長さんになったばかりの4月には、すでに過半数のご家庭がラン活を始めている*ということがわかりました。
※出典: ランドセル購入に関する調査 2026年 – ランドセル工業会
最近では早割やネームプレートへの刻印サービスなど、さまざまなランドセルメーカーで早期特典が充実しています。実際に購入したい時期よりも3~4ヶ月前からリサーチを始めておくのがおすすめです。
「ラン活っていつから始めるの?」と迷っている方は、こちらのラン活時期の解説コラムもご参考にしてみてくださいね。
子どもの希望を聞かずに決めてしまった…
お子さまのためを思っての選択が、かえって悲しい思い出となってしまう落とし穴も。
店頭で時折聞かれるご家族の会話です。人気カラーのパステルカラー色のランドセルをとても気に入ってくださり、親御さまも「いいね!〇〇ちゃんが好きならこれにしよう!」と盛り上がっていたところ、お姉さまが一言。「私のときはダメって言ったのに…。」
お話を伺ってみると、お姉さまも以前パステルカラーのランドセルを希望していたものの、ご両親が無難な色に誘導されたとのこと。それがずっと心残りだったようでした。
ご家族の意見を参考にしつつも、お子さま自身の「これがいい!」という気持ちを尊重することが、納得のいくランドセル選びに繋がるのではないでしょうか。
使いにくさに気づいたのは入学後…
見た目やカラーに満足して購入したものの、実際に使い始めてみると「なんか使いにくいかも…」とお子さまが違和感を抱くこともあるようです。
たとえば、肩ベルトの調整が甘く片方に重みが偏ったり、錠前の使いづらさにより開け閉めに手こずったりするケース。重量はチェックしたはずなのに、子どもが重く感じてしまい、通学がつらくなってしまったというお声も…。
ベルトや錠前などの金具部分は、毎日使うかなめの部分。購入する前に、背負い心地や使い勝手など、実際に使うことを想定しながらお子さまと一緒に確認することが大切です。
サイズ選びを間違えて肩が痛くなった
大容量モデルはその収納力が魅力的な一方、重心が身体から離れてしまい、実際の重量以上に重く感じてしまう側面もあります。特に華奢なお子さまは、そういった負担をより感じやすい傾向があるといえます。
購入時には、体型に合わせたフィッティングを行い、背中や肩にしっかりフィットするかを確認することが重要です。専門スタッフによる肩ベルトの調整や、鏡の前での試着を通して、快適に背負えるかどうかを確認しましょう。
お子さまと一緒に選ぶ時間も大切に
ランドセル選びは、ただのお買い物ではなく、お子さまの成長を感じることのできる特別なイベント。「はじめての一生もの」として、ご家族の思い出に残るような購入体験を意識すると、より満足度の高い選び方ができます。
思い出に残る購入体験のアイデア
- ランドセルづくりの工房見学
- 職人の作業風景を間近で感じることで、ランドセルへの愛着やものを大切に使う心が芽生えるきっかけとなるかもしれません。
- 家族みんなで試着&相談
- 兄弟姉妹や祖父母も交えて、ご家族で相談しながら選ぶことが楽しい思い出に。
- お子さまに「選ぶ」体験を
- 保護者だけで決めるのではなく、「どれにする?」とお子さま自身が選ぶことで、6年間の愛着が深まります。

ランドセルを選んだ日の記念写真を撮ったり、工房見学を思い出話にしたりすることで、ランドセルを見るたびに「このランドセルを選んだときのこと」を思い出せるような、素敵な瞬間を作ってみてくださいね。
ランドセルの選び方に関するよくある質問

ランドセル選びの後悔は?
「ラン活に出遅れてほしいランドセルが選べなかった!」「実際に届いてからイメージと違った!」など、ネットやSNSではランドセル選びに後悔している人の声もちらほら…。6年間という長い年月使用するものであり、けっして価格も安くないランドセルだからこど、後悔のないランドセル選びをしたいものですよね。
ブランドの公式WEBサイトやSNSをこまめにチェックしながら、残りわずか・完売の情報を確認するようにしましょう。
ランドセル選びは何歳から始めれば良いですか?
おすすめのスタート時期は年中さんの冬頃。人気のブランドではラインナップを公開しはじめたり、早いブランドでは完売を開始したりしています。
なお、気になるブランドの情報を確実に得るためにも、年中さんの夏頃から開始される各社のカタログ(資料)請求を事前に行っておくと安心です。
年長さんの5月のGW頃を目処に、多くの方が購入を決められます。ご家族でじっくりと話し合って決めるためにも、早め早めに動き出すことによって上記で述べたような「ランドセル選びの後悔」も回避しやすくなりますね。
▶ランドセルはいつ買うのがベスト?【27年度】購入時期と失敗しない選び方とは
ランドセルが1番安い時期はいつですか?
ブランドによっては、早期割引として早期購入をおすすめしているところもありますが、ランドセルのシーズン終わりにはランドセルの展示品を販売されたり、前年度のアウトレット品が出回ることも。旧モデルの中からほしいランドセルが見つかると、かなりお買い得に購入できます。販売時期はブランドによって異なりますが、ランドセル購入シーズンが落ち着いた秋以降が多いようです。
6年保証の内容はどこまでカバーされますか?
毎日子どもたちが使うものだからこそ、気になるランドセルの修理保証制度。ブランドによって無料・有料の条件の違いはありますが、ほとんどのブランドが6年間修理対応を行っています。
鞄工房山本で実施している6年間無料修理保証のサービスがランドセル購入の決め手になったというお声も。どのような理由であっても、不具合があった場合は無料で修理をさせていただきます。
また、修理期間中は代替のランドセルの貸出も無料で実施。お子さまには元気いっぱいに通学してほしいからこそ、安心できる保証内容をご用意しています。
まとめ

ランドセルを選ぶ時間は、ご家族にとって特別な思い出になります。その日、お子さまが手に取った一つが、6年間の学校生活をともに歩む大切な相棒になるからです。
重さや丈夫さ、保証など、確認したいことはたくさんありますが、いちばん大切なのは“背負う本人の笑顔”。この先の毎日を思い浮かべながら、ぜひご家族で話し合い、納得のいく一着を見つけてください。
そして、ランドセルを見るたびに「この日を思い出すね」と語り合えるような、心に残る選び方を。






