
小学校の入学式準備では、学校から届く案内を確認し、持ち物・服装・当日の移動方法まで前日までに整えておくことが大切です。特に当日は、受付や写真撮影、トイレなどで想像以上に時間がかかることもあります。
持ち物をそろえるだけでなく、当日の流れをお子さまと一緒に確認しておくと、初めての場所でも見通しを持ちやすくなるでしょう。
この記事では、小学校の入学式に向けて準備しておきたいことから、一般的な当日の流れ・スケジュール、持ち物、服装、よくある困りごとまで詳しくご紹介します。
〈この記事で分かること〉
・ 小学校の入学式までに準備しておきたいこと
・ 入学式当日の一般的な流れ・スケジュール
・ お子さまと保護者の持ち物
・ 入学式当日に起こりやすい困りごとと対策
・ 入学式の服装や写真撮影の注意点
小学校の入学式準備は何から始める?
入学式の準備は、まず学校から届く案内を確認することから始めます。持ち物や受付時間、保護者の参加人数、上履きの必要性などは学校によって異なるため、学校からのお知らせを優先して確認しましょう。
そのうえで、次の5つを順番に準備すると抜け漏れを防ぎやすくなります。
- 入学式の日程・受付時間・会場を確認する
- お子さまと保護者の持ち物を準備する
- 当日の服装と靴を試着する
- 学校までの交通手段と所要時間を確認する
- スマートフォンやカメラの充電・保存容量を確認する
服や靴は、前日に初めて身につけるのではなく、数日前までに一度試着しておくと安心です。ランドセルを持参する学校であれば、肩ベルトの長さもお子さまの身体に合わせて確認しておきましょう。
なお、入学式だけでなく、学用品や生活リズムなど、小学校生活に向けて準備しておきたいことはほかにもあります。小学校の入学準備で必要なものや進め方については、別の記事で詳しくご紹介しています。
» 小学校入学準備!持ち物とスケジュール完全ガイド
小学校入学式はいつ?
小学校の入学式は、一般的に4月上旬に行われます。公立小学校では自治体や学校、私立小学校では各学校によって日程が異なるため、入学通知書や学校から配布された資料で正確な日付を確認してください。

日程とあわせて確認しておきたいのが、「受付時間」と「開式時間」です。受付前に記念写真を撮る場合や、慣れない通学路を歩く場合は、移動時間にも余裕を持たせておくと落ち着いて行動できます。
また、保護者の参加人数やごきょうだいの同伴、車・自転車での来校について決まりが設けられている学校もあります。直前に慌てないよう、学校から届いた最新のお知らせまで目を通しておきましょう。
入学式の流れ・スケジュール

入学式当日は、学校への到着・受付、式典、教室での説明などを経て解散する流れが一般的です。学校によって進行は異なりますが、あらかじめ大まかな流れを知っておくと、ご家族で当日の予定を立てやすくなります。
| 時間の目安 | 一般的な流れ |
|---|---|
| 8:30~9:00頃 | 自宅を出発・学校へ移動 |
| 9:00頃 | 学校へ到着・受付 |
| 9:30頃 | お子さまと保護者がそれぞれの場所へ移動 |
| 10:00頃 | 入学式 |
| 11:00頃 | 教室へ移動・担任紹介・説明 |
| 11:30頃 | 配布物の受け取り・記念撮影 |
| 12:00頃 | 解散・帰宅 |
※上記は一般的な流れをイメージした一例です。時間や内容は学校によって異なります。
小学校へ到着・受付
学校へ到着したら、案内に従って受付を済ませます。入学通知書や就学通知書など、提出が必要な書類はすぐに取り出せる場所へ入れておくとスムーズです。
校門や「入学式」の立て看板付近では、記念撮影をするご家族で混み合うことがあります。写真を撮りたい場合は、その時間も含めて少し早めに到着できるよう予定を立てておくとよいでしょう。
受付後、お子さまと保護者が別々に案内される学校もあります。初めての環境に緊張している場合は、「受付のあと、少し離れて過ごすかもしれないよ」と事前に伝えておくと、お子さまも当日の流れを想像しやすくなります。
入学式
入学式では、新1年生の入場、校長先生のお話、来賓の紹介、担任の先生の紹介などが行われるのが一般的です。内容や順番は学校ごとに異なるため、当日の案内に従いましょう。
式典が始まったら、周囲のお子さまやご家族への配慮を忘れず、落ち着いて見守ります。写真や動画を撮影する場合も、学校で定められたルールを確認することが大切です。
教室へ移動・オリエンテーション
入学式のあと、クラスごとに教室へ移動し、担任の先生から学校生活について説明を受ける場合があります。登校時間や翌日以降の持ち物、提出書類など、大切な案内が含まれることもあるため、保護者の方は筆記用具を準備しておくと便利です。
教科書やプリントなどをまとめて受け取る学校もあります。A4サイズの書類を折らずに入れられるクリアファイルや、配布物を持ち帰るためのサブバッグも用意しておくと役立つでしょう。
記念撮影・帰宅
式典や教室での説明が終わったあとは、校門や校舎の前で写真を撮るご家族も多く、撮影場所に列ができることも少なくありません。
必ずしも式のあとに撮影する必要はありません。受付時間に余裕があれば登校時に撮っておく、混雑している場合は少し場所を変えるなど、無理のない方法で思い出を残しましょう。
式典を終えるころには、お子さまが思っている以上に疲れていることもあります。帰宅後に予定を詰め込みすぎず、ゆっくり過ごせる時間をつくっておくと安心です。
入学式に必要な持ち物リストと準備ポイント
入学式の持ち物は、学校から指定されたものを最優先で準備します。そのうえで、受付や式典、教室での説明、記念撮影まで想定しておくと、当日も落ち着いて行動しやすくなります。
前日の夜だけで確認するのではなく、数日前から必要なものをまとめ、最後に学校からのお知らせと照らし合わせましょう。
お子さまの持ち物
| 持ち物 | 確認ポイント |
|---|---|
| ランドセル | 入学式当日に持参するかは学校の案内を確認 |
| 上履き | 色やデザインなど指定がないか確認 |
| ハンカチ・ティッシュ | 洋服のポケットなど取り出しやすい場所へ |
| 水筒 | 持参の指定がある場合は、使い慣れたものを準備 |
| 雨具 | 雨予報の場合は傘やレインコートを用意 |
| 学校指定の書類・学用品 | 配布資料の持ち物欄を確認 |
ランドセルを持参する場合は、前日までに肩ベルトの長さを調整しておきましょう。フォーマルな洋服の上から一度背負ってみると、肩まわりが窮屈ではないかも確認できます。
なお、ランドセルは、入学式直前ではなく、余裕を持って準備しておきたい学用品です。購入する時期はブランドや希望するモデルによって異なるため、これからランドセル選びを始める方は、ランドセルはいつ買うのがおすすめかも確認しておくとよいでしょう。
» ランドセルはいつ買う?購入時期の目安と早めに選ぶ際の注意点
入学式の日にランドセルを背負って学校へ向かう姿は、ご家族にとっても心に残るもの。これから始まる6年間を想いながら、お子さまが無理なく背負える状態に整えておきたいですね。
保護者が準備しておきたい持ち物
| 持ち物 | 確認ポイント |
|---|---|
| 入学通知書・就学通知書など | 提出が必要な書類は取り出しやすい場所へ |
| スリッパ・室内履き | 学校から指定がある場合は忘れずに準備 |
| 下履きを入れる袋 | スリッパとセットにしておく |
| 筆記用具 | 教室での説明や提出物の確認に使用 |
| A4クリアファイル | 配布されたプリントを整理しやすい |
| サブバッグ・エコバッグ | 教科書や配布物を持ち帰る場合に便利 |
| スマートフォン・カメラ | 充電と保存容量を前日に確認 |
| モバイルバッテリー | 写真や動画を多く撮る予定なら用意 |
| ハンカチ・ティッシュ | 身だしなみやエチケット用 |
| 雨具・防寒具 | 当日の天候に合わせて準備 |
特に忘れやすいのが、保護者用のスリッパと下履きを入れる袋です。「室内履き+靴袋」をひと組にして前日のうちにバッグへ入れておくと、朝の忘れ物を防ぎやすくなります。
入学式当日に起こりやすい困りごとと対策
入学式は、いつもの登校日とは違い、多くのご家族が同じ時間に学校へ集まります。準備を整えていても、移動や撮影など思わぬところで時間がかかることもあります。
あらかじめ起こりやすいことを知り、少し余裕を持った予定にしておくと、お子さまの様子にも目を向けやすくなるでしょう。
スマートフォンやカメラの充電・容量が足りない
写真や動画をたくさん撮る入学式では、普段よりもスマートフォンやカメラの電池を消費しやすくなります。前日の夜に充電を済ませ、写真や動画の保存容量も確認しておきましょう。
動画を長めに撮影する予定がある場合は、特に空き容量に余裕を持たせておくと安心です。必要に応じてモバイルバッテリーも用意しておくと、帰宅まで電池残量を気にせず過ごしやすくなります。
保護者用スリッパや下履き入れを忘れる
体育館や校舎では、保護者も室内履きへの履き替えが必要になることがあります。スリッパは用意していても、脱いだ靴を入れる袋を忘れてしまうこともあるため注意しましょう。
前日の持ち物確認では、「スリッパ」だけでなく「スリッパ・下履き入れ」とセットで確認するのがおすすめです。
駐車場・駐輪場が使えず、移動に時間がかかる
入学式当日は、自家用車での来校を控えるよう案内されたり、駐車場・駐輪場の利用場所が指定されたりする学校があります。当日になって駐車場所を探すと、受付時刻に間に合わなくなる可能性もあります。
学校からのお知らせで交通手段を確認し、徒歩や公共交通機関を利用する場合も所要時間を調べておきましょう。普段とは違う服装や靴で歩くことも考え、時間には少し余裕を持たせておくと安心です。
写真撮影やトイレで行列ができる
校門の立て看板や人気の撮影場所には、式典の前後に多くのご家族が集まります。お手洗いも開式前や式典終了後は混み合うことがあるため、少し早めに済ませておくと安心です。
「写真は必ずこの場所で」と決めすぎず、登校時に空いていれば先に撮るなど、混雑状況に合わせて動けるようにしておくと気持ちにも余裕が生まれるでしょう。
慣れない靴や服、ランドセルで疲れる
入学式では、普段とは違うフォーマルな服や靴を身につけ、初めての場所で長い時間を過ごします。さらにランドセルを背負って移動する場合は、お子さまがいつも以上に疲れることもあります。
靴は事前に短時間履いて歩いてみる、服は座ったり腕を上げたりして窮屈ではないか確認しておきましょう。ランドセルもフォーマルな服の上から背負い、肩ベルトがきつすぎたり、ゆるすぎたりしないか確かめておくと安心です。
入学式の服装選び、これだけは押さえよう!
制服の指定がない学校では、入学式という式典に合った装いでありながら、お子さまが無理なく過ごせる服装を選びましょう。
見た目の華やかさだけでなく、長時間座っていても苦しくないか、歩きやすいか、気温の変化に対応できるかも確認しておきたいポイントです。学校から服装について指定がある場合は、その案内を優先してください。
男の子の春にぴったりの着こなし

ジャケットやパンツを紺・グレーなどの落ち着いた色でまとめ、シャツやネクタイで明るい色を取り入れると、春らしく晴れやかな印象になります。定番の白いシャツも清潔感があり、ランドセルの色とも合わせやすい装いです。
大切なのは、お子さまが心地よく過ごせること。ジャケットが窮屈に感じる場合は動きやすさを確認しながら選び、フォーマルシューズも当日までに一度履いて歩いておきましょう。
女の子の入学式コーデ

ワンピースやブラウス、ジャケット、ボレロなどを組み合わせた装いが選択肢になります。春らしい明るい色を取り入れたり、ランドセルと小物の色を合わせたりすると、ご家族らしいコーディネートを楽しめます。
スカートだけでなくパンツスタイルもありますので、普段の服装やお子さまの好みに合わせて選ぶことが大切です。「これを着たい」とお子さま自身が選んだ一着なら、新しい一日を迎える気持ちも少し弾むかもしれません。
入学式でのマナーと注意点
入学式は、多くのお子さまとご家族が新しい門出を迎える大切な式典です。学校のルールに従いながら、周囲の方も気持ちよく過ごせるよう配慮しましょう。
式典中は私語を控え、スマートフォンの着信音や通知音をオフにしておきます。写真や動画を撮影する場合も、通路へ出たり、ほかの方の視界を遮ったりしないよう気をつけてください。
写真撮影のルール
写真・動画撮影のルールは学校によって異なります。撮影自体が制限されていたり、撮影できる場所が指定されていたりする場合もあるため、学校からの案内や当日の掲示を確認しましょう。
撮影が可能な場合も、フラッシュや大きなシャッター音、立ち上がっての撮影などが周囲の妨げにならないよう配慮します。また、撮影した写真をSNSなどに投稿するときは、ほかのお子さまやご家族の顔、名札などが写り込んでいないかも確認しておくと安心です。
スマートフォン使用の約束
式典が始まる前に、スマートフォンの着信音・通知音・アラームなどを確認しておきましょう。動画などの音声が不意に流れないよう、音量設定も確認しておくことが大切です。
写真に残すことはもちろん、その場でお子さまの姿を見守る時間も、ご家族にとってかけがえのない思い出になります。撮影と式典への参加のバランスを考えながら、晴れの日を迎えたいですね。
入学式前日の最終チェック

前日は、新しく何かを買い足すというより、これまで準備したものを最終確認する日にすると安心です。玄関やバッグの近くに必要なものをまとめておくと、慌ただしい朝にも確認しやすくなります。
- 学校の集合時間・受付時間
- 学校までの交通手段と所要時間
- 入学通知書など必要書類
- お子さまと保護者の持ち物
- 上履き・スリッパ・下履き入れ
- お子さまの服・靴のサイズや着心地
- ランドセルの肩ベルトの長さ
- スマートフォン・カメラの充電
- 写真・動画の保存容量
- 当日の天気と雨具・防寒具
- 学校から届いた最新のお知らせ
当日の朝にすべてを確認しようとすると、ご家族もお子さまも慌ただしくなりがちです。前日のうちにできる準備を終え、入学式の朝は少し余裕を持って迎えましょう。
まとめ

小学校の入学式準備では、持ち物をそろえるだけでなく、当日の流れや交通手段、写真撮影の準備まで確認しておくことが大切です。まずは学校からのお知らせを基準に、受付時間、必要な書類、服装、持ち物を一つずつ整えていきましょう。
また、写真撮影やトイレの行列、スマートフォンの充電切れ、履き慣れない靴による疲れなど、入学式当日だからこそ起こりやすいこともあります。少し余裕を持ったスケジュールにしておくことで、お子さまの表情や様子にも目を向けやすくなります。
新しい洋服に袖を通し、ランドセルを背負って小学校へ向かう朝は、ご家族にとっても特別な時間です。準備を整えたあとは、お子さまの新しい6年間の始まりを、あたたかな気持ちで見守ってあげてください。






