小学校入学準備!持ち物とスケジュール完全ガイド2025年【初心者必見】

教室

小学校入学は、お子さまにとってもご家族にとっても新しい生活の始まりです。安心してスタートを切るためには、半年前から少しずつ準備を進めることが大切です。この記事では、健康診断や学童保育の申し込み、学用品の選び方、当日の持ち物チェックリストなどを時期ごとに詳しくご紹介します。6年間の学校生活を見すえて、心と体、生活リズムも整えておくことが、笑顔で入学式を迎える第一歩になります。

ランドセル 入学

小学校入学準備のスケジュールは?

入学準備は、おおまかに半年前から始めるのが理想です。以下の流れを参考に、時期ごとに計画的に進めましょう。

入学半年前(秋ごろ)

  • 就学時健康診断(視力・聴力・内科・歯科など)
  • 学童保育の申し込み(自治体窓口やWebから申請)

冬〜春(入学説明会後)

  • 学用品・通学用品の準備開始
  • 学校指定の持ち物やルールを確認

入学直前1か月

  • 全ての持ち物に名前を記入
  • 入学式の服装や必要書類の準備

重要な日付や提出期限は、自治体や学校からの案内で必ず確認し、カレンダーや手帳に控えておくと安心です。

入学半年前の重要な準備とは

入学半年前の秋ごろから始まるのが就学時健康診断です。これは視力・聴力検査、内科・歯科検診などを通してお子さまの健康状態を確認する大切な機会で、通常10〜11月に実施されます。自治体から案内が届きますので、日時や持ち物を事前に確認しましょう。

もう一つ重要なのが学童保育の申し込みです。多くの自治体では秋から冬にかけて申請受付が始まります。市区町村の窓口やWebサイトから申請書を入手し、必要書類(就労証明書など)を添えて期限内に提出します。人気の学童は定員が限られており、申し込み期限も早いことがあるため、早めの準備が大切です。また、就労証明書などは職場や家族に早めに依頼しておくとスムーズです。この時期からは、交通ルールの確認や早寝早起きの習慣など、日常生活面の準備も始めておくと入学後が安心です。

入学直前1ヶ月で確認すべきこと

入学式まであと1ヶ月になったら、必要な持ち物と式当日の準備を整えます。ランドセルは名前の記入や防犯ブザーの取り付けを忘れずに。筆箱や鉛筆、消しゴム、色鉛筆、連絡帳、上履き、体操服など、学校から配布された持ち物リストをもとに再確認しましょう。すべての持ち物に名前を記入することで紛失防止になります。

入学式の服装は、制服がない場合はブレザーやワンピースなどのフォーマルな装いが一般的です。持ち物としては、入学通知書、配布された書類、筆記用具、ハンカチ・ティッシュなどを用意します。保護者も落ち着いた服装を心がけましょう。

当日は受付後に子どもは教室へ、保護者は式典会場で待機し、式典後に再び教室へ移動して担任の先生から説明を受けます。配布物や提出物の説明が多く含まれるため、聞き漏らしのないよう注意しましょう。

勉強する子ども

入学前に必要な持ち物リスト

<入学前に揃えるべき必需品>

  • ランドセル
  • 通学帽
  • 水筒
  • 上履き・上履き袋
  • 体操服・体操服袋
  • レッスンバッグ
  • 給食袋(ランチョンマット、口拭きタオルなど)
  • 防犯ブザー
  • 雨具(傘・レインコート)

これらは毎日の通学や学校生活で欠かせない基本アイテムです。

ランドセルは、6年間安心して使える丈夫さと軽さ、そして背負いやすさを意識して選びましょう。通学帽は、登下校時の安全のために視認性の高い明るい色が安心です。水筒は容量や持ち運びやすさに加えて、お手入れのしやすさも大切なポイントです。準備する持ち物の中には、学校によって色や形、デザインなどが指定されているものもあります。事前に配布資料や説明会で内容を確認し、そのうえで安全面を支えるアイテムもしっかりそろえておきましょう。

最初に揃えるべき必需品

小学校生活を始めるにあたって、まずそろえておきたいのが毎日の通学や授業で使う基本の持ち物です。なかでもランドセルは、教科書や学用品を持ち運ぶための必須アイテム。6年間使うため、丈夫さや軽さ、背負いやすさを重視し、安全性や機能性も確認しましょう。学校によっては色やデザインの指定がある場合もあるため、入学説明会での確認が大切です。人気の色やデザインは早めに売り切れることもあるため、購入は早めがおすすめです。

通学帽は安全確保や日差し対策のため、多くの学校で指定色(黄色など)やロゴ入りを一括購入します。指定がない場合は、視認性の高い明るい色やサイズ調整ができるものを選びます。

水筒は水分補給のため、軽量で持ち運びやすいストラップ付きが便利です。保冷・保温機能や洗いやすさも選ぶポイントで、容量は500ml前後が一般的です。

そのほか、上履きや上履き袋は学校指定の形や色があることが多く、成長を見越したサイズ選びが安心です。レッスンバッグ、体操服袋、給食袋は丈夫な布製で、指定サイズがある場合は必ず確認します。通学時の安全対策として、防犯ブザーもランドセルに取り付けやすいタイプを用意しましょう。

学習用品の選び方

入学に向けては、授業で使う文房具や学習道具も忘れずに準備しておきましょう。まず鉛筆は、学校で指定された濃さ(2Bや4Bなど)を確認し、手に馴染みやすい三角軸や多角形タイプがおすすめです。消しゴムは軽い力で消せ、消しカスがまとまりやすいタイプが便利です。

筆箱はマグネット式やハードケース型が基本で、布製は禁止の学校もあります。定規や下敷きは透明で目盛りが見やすいものを、下敷きは滑りにくい素材が使いやすいでしょう。色鉛筆やクレヨンは学校指定があればそれに従い、なければ12色程度が一般的です。

はさみやのりは安全ガード付きやお子さまの手に合ったサイズを選びます。ノートは学校から指定される場合が多く、なければマス目や罫線の種類を確認しましょう。その他、赤青鉛筆、鉛筆削り、連絡帳も必要です。

教科書は多くの学校で入学式または直後に配布されるため、事前購入は不要です。配布後はすぐに名前を書き、カバーをつけて保護すると長持ちします。キャラクターものはお子さまにとって魅力的ですが、禁止の学校もあるため事前確認を忘れずにしましょう。

通学用品の準備方法

通学時に必要なアイテムは、学校説明会で配布されるリストを参考にすると安心です。説明会後の冬から本格的に準備を始め、計画的にスケジュールを立てて必要なものから順にそろえましょう。

ランドセルの中を整理しやすくするインナーバッグや、お名前シール・スタンプなどの便利グッズを活用すると、毎日の支度がスムーズになります。移動ポケットやクリップ付きグッズ、防犯ブザーや見守りGPSも、安全面の備えとしておすすめです。雨の日の登下校には、ランドセルごと覆えるレインコートや長靴があると安心です。

また、週末ごとにランドセルの中身を見直す習慣をつけると、忘れ物や紛失を防ぎやすくなります。仕切りのあるバッグやファイルを活用し、プリントや連絡袋の整理もしやすい環境を整えておきましょう。

筆記用具

入学後に必要な持ち物と準備時期

<新1年生>

  • ランドセル
  • 筆記用具(鉛筆・消しゴム・赤青鉛筆など)
  • 上履き・上履き袋
  • 体操服・体操服袋
  • 防犯ブザー

<1〜3年生>

  • ノート・筆記具の補充
  • 体操服や袋類の買い替え
  • 季節の小物(傘・長靴・手袋など)

<4〜6年生>

  • 部活動・クラブ活動用の用品
  • 大容量バッグ・ファイル類
  • 林間学校・修学旅行用の旅行グッズ

基本的な持ち物は低学年でそろえ、学年が上がるごとに用途や成長に合わせて追加・補充します。新学期前にリスト化して準備すると安心です。

1学期に揃えるべきもの

1学期のスタート時には、授業や日常生活で必要な基本アイテムをすべてそろえておくことが大切です。ランドセル、筆箱、鉛筆、消しゴム、赤鉛筆、鉛筆削り、ノート、連絡帳、下敷きといった学習道具に加え、上履きと上履き袋、体操服と体操服袋、ハンカチやティッシュも必需品です。給食用具としては、エプロン、マスク、必要があればランチョンマット、口拭きタオル、歯ブラシ、コップ、給食袋を用意します。

さらに、防犯ブザーや自治体・学校によっては防災頭巾、水筒、傘やレインコートなどの雨具も必要です。ランドセルは1年前から検討を始めても早すぎることはなく、その他の品は1〜2月の入学説明会以降、学校の案内に沿ってそろえます。3月には全てのアイテムに名前を付け、最終チェックを行いましょう。特にランドセル、防犯ブザー、お名前シールやスタンプは、安心・安全な学校生活を送るために早めの準備をおすすめします。

学年別の必要アイテム

小学校で必要な持ち物は、学年によって少しずつ変わっていきます。新1年生から低学年の間は、ランドセルや通学帽、上履き、筆箱や筆記用具、ノートや連絡帳、体操服や赤白帽、給食着や給食袋など、毎日の生活で使う基本的な道具が中心です。学校によっては防災頭巾や道具箱セットが指定されることもあります。

中学年になると、家庭科の授業で使うエプロンや三角巾、音楽で使うリコーダー、図工や書道の道具などが加わります。高学年では、裁縫セットや林間学校・修学旅行用のバッグや防寒具、追加のファイルや収納ケースなど、活動の幅に合わせて必要なものが増えていきます。いずれの学年でも、学校指定の有無や色柄制限を事前に確認し、名前付けは早めに行うと安心です。

教室 ランドセル

入学式の持ち物チェックリスト

<子どもの持ち物>

  • ランドセル:教科書や配布物を持ち帰るほか、記念撮影にも使用。
  • 上履き・上履き袋:体育館や教室で使用。袋は名前記入済みを用意。
  • 筆記用具:席の記名や式後の説明会で使用。鉛筆・消しゴム・赤青鉛筆などシンプルなもの。
  • ハンカチ・ティッシュ:エチケット用品として、すぐ出せる場所に。
  • 手提げ袋/サブバッグ:A4サイズ対応で配布物を持ち帰る用。ランドセルとの二重持ちが安心。
  • 名札:学校配布または持参指定の場合あり。提出・着用忘れに注意。
  • 服装:制服またはフォーマルな服装。

<保護者の持ち物>

  • 入学通知書/就学通知書、保護者用スリッパ・靴袋、筆記用具、サブバッグ/エコバッグ、ハンカチ・ティッシュ、カメラ・スマホ、防寒グッズ。

    事前に学校の指定を確認し、全てに記名。前日にチェックリストで確認し、上履きは試し履きしておくと安心です。

子どもの持ち物一覧

入学式当日に子どもが持っていく物は、学校からの案内をもとに準備することが大切です。

  • ランドセルは教科書や配布物を持ち帰るだけでなく記念撮影にも使われるため、事前に整えておきましょう。
  • 上履きは体育館や教室で使用するため必須で、指定がある場合は形や色を確認します。使用後に持ち帰る上履き袋も忘れずに。
  • 筆記用具は席の記名や式後の説明会でのメモに使うため、鉛筆・消しゴム・赤青鉛筆などシンプルなものがおすすめです。
  • ハンカチやティッシュはエチケット用品としてすぐ取り出せる場所に入れておきましょう。
  • 配布物を持ち帰るための手提げ袋やサブバッグは、A4サイズが入る丈夫なものを用意すると安心です。ランドセルとの二重持ちにすると荷物が多い日も対応できます。

名札は学校で配布されるか、事前に持参する場合があるため忘れないよう注意しましょう。服装は制服がない場合、ブレザーやワンピースなどのフォーマルな装いが一般的です。

保護者の持ち物一覧

保護者が入学式に持っていくべきものは、当日の流れや式典の内容を踏まえて準備すると安心です。

  • 入学通知書や就学通知書は受付で提出が必要なため、すぐに出せる場所に入れておきましょう。
  • 保護者用スリッパは体育館や教室が土足禁止の場合に必要で、靴袋があるとスマートです。
  • 筆記用具やメモ帳は、式後の説明や配布物の確認用に用意します。
  • 配布物を持ち帰るためのサブバッグやエコバッグは、A4サイズが入るものがおすすめで、クリアファイルを1枚入れておくと書類が折れずに持ち帰れます。
  • ハンカチやティッシュは身だしなみやエチケットのために常備し、カメラやスマホは記念撮影用としてバッテリーやストレージ容量を事前に確認しておきましょう。

季節によっては体育館が冷えることもあるため、ひざ掛けやストールなどの防寒グッズもあると安心です。荷物は必要最低限にし、両手が空くよう肩掛けや斜め掛けのバッグを活用すると動きやすくなります。

朝ごはん

子どもの心と体の準備ポイント

入学を控えたお子さまが安心して学校生活を始められるよう、心と体の両面から整えておきましょう。新しい環境への不安を和らげるため、入学予定の学校まで一緒に歩いて通学ルートを確認したり、友達や先生とのやり取りに慣れる機会を持つことが効果的です。できたことをしっかり褒めて自己肯定感を高めることも大切です。

また、家族で「入学式ごっこ」や持ち物準備のシミュレーションをしておくと、当日の流れがイメージしやすくなります。何より体の準備として体調管理は大切です。規則正しい食生活と十分な睡眠を心がけ、手洗いやうがいなどの衛生習慣を徹底しましょう。心身ともに整った状態で新学期を迎えられるよう、日常生活の中で少しずつ準備を進めていくことが安心につながります。

生活リズムの調整方法

入学後は毎朝決まった時間に登校する必要があるため、春休みのうちから生活リズムを学校仕様に整えておくことが大切です。まずは起床時間と就寝時間を少しずつ早め、朝の支度を登校時刻を意識して行う練習を始めましょう。朝食・着替え・洗顔・持ち物の準備までを余裕を持って終えられる流れを作ると安心です。

休日もできるだけ同じ時間に起きることで体内時計が安定し、入学後の負担が軽くなります。夜更かしや朝寝坊の習慣は、授業への集中力や体調にも影響するため、早めの改善が必要です。

また、前日のうちにランドセルや翌日の服を準備する習慣をつけると、朝の慌ただしさを防げます。新しい生活リズムは直前に変えるのではなく、最低でも2週間前から整え始めることで、お子さまが自然に慣れ、安心して新学期を迎えることができます。

基本的な生活習慣づくり

小学校生活をスムーズに始めるには、自分で身の回りのことをこなせる生活習慣を身につけておくことが重要です。まずは朝、自分で起きて顔を洗い、着替えや朝食を済ませるまでの一連の流れを自立して行えるように練習しましょう。毎日の食事時間や就寝時間を一定に保つことで、体調管理や集中力の維持につながります。

さらに、使った学用品や衣類をきちんと片付け、決まった場所に戻す習慣は学校生活にも直結します。衛生面では、トイレの使い方や手洗い、うがいなどを当たり前にできるようにしておくと安心です。加えて、時間を守ることや約束を守ることも意識させましょう。家庭内で「自分のことは自分でやる」という気持ちを育てることで、自信と責任感が生まれます。

こうした基本的な習慣が、入学後の新しい環境での適応力を高めてくれます。

外 走る子ども

入学準備の費用相場と節約術

小学校入学準備には、ランドセルや学用品、通学用品、制服(指定がある場合)など、多くの費用がかかります。全国的な相場は5万〜10万円程度ですが、学習机や高額モデルのランドセルを含めるとさらに増えることもあります。節約のためには、学校配布の持ち物リストを基に本当に必要な物だけを購入することが大切です。

学用品は品質と価格のバランスを見て選び、セールや早期割引、ポイント還元を活用しましょう。お下がりやリユース品を取り入れることで、大きく費用を抑えられます。名前付け用品や収納グッズは100円ショップなどでも十分対応可能です。計画的に購入時期を分散させれば、家計への負担を軽減しつつ、安心して新学期を迎えられます。

勉強 子ども

まとめ

入学準備は、ランドセルや学用品をそろえるだけでなく、生活習慣や心の準備も含めて計画的に進めることが大切です。半年前から少しずつ始めれば、健康診断や学童申し込み、持ち物の確認も余裕を持って対応できます。当日の服装や持ち物リストを事前に確認し、名前付けまで済ませておけば安心です。何より大切なのは、お子さまが新しい環境に期待を持ち、自信をもって歩み出せるように、ご家族で温かく見守ること。準備の時間も、かけがえのない思い出になります。

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監修者情報

鞄工房山本 編集部
鞄工房山本 編集部

購入前に役立つ情報から、ご購入後にもきっと役立つような話題まで。ランドセルにまつわるあれこれを、心を込めてていねいにお届けしています。小さな情報の一つひとつが、ご家族の安心と笑顔につながりますように。

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