
ランドセル選びは、「わが子の最初の一生もの」を選ぶ時間。だからこそ、後悔はしたくないですよね。
「欲しかった色が完売していた」「子どもの気持ちを聞かずに決めてしまった」——。そんな声を耳にするたびに、ほんの少しの工夫で防げたかもしれないと思うのです。
この記事では、実際の“失敗談”から見えてきた12のポイントをもとに、素材やサイズ、背負い心地、保証まで、安心して選ぶためのコツをまとめました。6年間、毎日背中に寄り添うランドセルが、お子さまにとってもご家族にとっても「選んでよかった」と思える存在になりますように。
ランドセル選びの失敗談
失敗してしまったから選び直そう!と、安易にはすることのできないランドセル選び。お子さまと一緒に選んだランドセルで、晴れやかな入学式と、そして卒業の日を迎えたいですよね。お客さまから実際におききした、4つの後悔のお声を紹介します。

欲しかったランドセルが完売!
「せっかくお気に入りのランドセルを見つけたのに、気づいたら完売していた…!」そんな経験をされた方は意外と少なくありません。二十年ほど前までは、入学の3ヶ月前でも間に合っていたランドセル選び(筆者の親談)。今では「ラン活(ランドセル活動)」がすっかり浸透し、年中さんのうちから情報収集を始めるご家庭も増えてきました。
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会が調査したところ、年長さんになったばかりの4月には、すでに過半数のご家庭がラン活を始めている*ということがわかりました。
※出典: ランドセル購入に関する調査 2025年 – ランドセル工業会
最近では早割やネームプレートへの刻印サービスなど、さまざまなランドセルメーカーで早期特典が充実しています。買いそびれを防ぐためにも、実際に購入したい時期よりも3~4ヶ月前からリサーチを始めておくのがオススメ!
「ラン活っていつから始めるの?」と迷っている方は、こちらのラン活時期の解説コラムもご参考にしてみてくださいね。
子どもの希望を聞かずに決めてしまった…
お子さまのためを思っての選択が、かえって悲しい思い出となってしまう落とし穴も。
昨年店頭に立っていると、もうすぐ年長さんになるお子さまと親御さま、小学校中学年のお姉さまがご来店してくださいました。人気カラーのラベンダー色のランドセルをとても気に入ってくださり、親御さまも「いいね!〇〇ちゃんが好きならこれにしよう!」と盛り上がっていたところ、お姉さまが一言。「私のときはダメって言ったのに…。」
お話を伺ってみると、お姉さまも以前ラベンダーのランドセルを希望していたものの、ご両親が無難な色に誘導されたとのこと。それがずっと心残りだったようでした。思いがけず、ランドセルを使用されているお子さまの本音を耳にした瞬間でした。
ランドセルは、お子さまにとって毎日背負う大切なもの。ご家族の意見を参考にしつつも、お子さま自身の「これがいい!」という気持ちを尊重することが、納得のいくランドセル選びに繋がるのではないでしょうか。
使いにくさに気づいたのは入学後…
見た目やカラーに満足して購入したものの、実際に使い始めてみると「なんか使いにくいかも…」とお子さまが違和感を抱くこともあるようです。
たとえば、肩ベルトの調整が甘く片方に重みが偏ったり、錠前の使いづらさにより開け閉めに手こずったりするケース。重量はチェックしたはずなのに、子どもが重く感じてしまい、通学がつらくなってしまったというお声も…。
ベルトや錠前などの金具部分は、毎日使うかなめの部分。購入する前に、背負い心地や使い勝手など、実際に使うことを想定しながらお子さまと一緒に確認することが大切です。
サイズ選びを間違えて肩が痛くなった
体格に合っていないランドセルを選んでしまうと、「肩が痛い」「背負いにくい」と感じることがあります。大容量モデルはその収納力が魅力的な一方、重心が身体から離れてしまい、実際の重量以上に重く感じてしまう側面もあります。特に華奢なお子さまは、そういった負担をより感じやすい傾向があるといえます。
購入時には、体型に合わせたフィッティングを行い、背中や肩にしっかりフィットするかを確認することが重要です。専門スタッフによる肩ベルトの調整や、鏡の前での試着を通して、快適に背負えるかどうかを見極めましょう!
失敗しないランドセルの選び方12選
一生に一度のランドセル選び。デザインやカラーはもちろん、機能性やサポート体制も考慮して選ぶことが大切です。ここでは、購入前に押さえておきたい10のポイントを詳しく解説。お子さまにぴったりのランドセルを見つけるため、ぜひご参考にしてみてくださいね。

1.購入場所を決める
近年は、専門メーカーだけでなく、百貨店や量販店などでもさまざまなランドセルが取り扱われるようになりました。オンラインストアやアウトレット品、中古品など、購入方法の選択肢も広がっています。
どこで購入するかによって、価格や保証内容、アフターサービスが異なるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。お子さまと一緒に比較しながら、ご家庭に合った安心の購入場所を見つけましょう。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ランドセルメーカー直営店 | ・品揃え豊富 ・専門スタッフに相談できる ・保証が充実 | ・店舗数が限られる |
| 百貨店・量販店 | ・実物を確認できる ・複数ブランドの比較ができる | ・取り扱いブランドが限られる |
| オンラインショップ | ・時間帯を問わず手軽に購入できる ・割引キャンペーンが多い | ・フィッティングができない ・返品条件の確認が必要 |
| アウトレット・中古品 | ・価格が安い ・掘り出し物が見つかることも | ・在庫が限られる ・保証がない場合も |
▼ランドセルの購入場所を比較したい方にオススメの記事はこちら
ランドセルはどこで買うのがベスト?購入場所を徹底比較
2. 素材を選ぶ

ランドセルの素材は、大きく分けると「天然皮革」と「人工皮革」の2種類。それぞれの特徴を知ることで、ランドセル選びをスムーズに進めることができます!
- 天然皮革(牛革)
- 主に牛革やコードバン(馬のおしりの革)が使われています。昔は「重くて、ひび割れしやすい」イメージがありましたが、今では人工皮革との差は約100gほど。使うほどに革が馴染んで、背負い心地が増していきます。特にコードバンは「革のダイヤモンド」とも呼ばれ、圧倒的な強度と美しく滑らかな質感が魅力です。
- 人工皮革
- 最軽量、かつリーズナブルなのが最大のメリット!ただし、ランドセルのご使用後、いずれは加水分解が生じてしまいます。リメイクを検討している方は、忘れずに素材を確認するようにしましょう。
選び方のポイント
- 価格を重視するなら人工皮革
- 耐久性や品質を求めるなら牛革やコードバン
- リメイクを考えるなら天然皮革が安心(人工皮革は経年劣化してしまうため)
6年間使うことを考えたうえで、お子さまにぴったりの素材を探してみましょう!
3. 成長することを考慮してサイズ感を考える
- A4フラットファイル対応: ファイルを挟んだまま収納できる広めのサイズ
- A4クリアファイル対応: 体が小さなお子さまにも背負いやすいコンパクト設計
ランドセルのサイズには、主にこの2種類があります。
お子さまの体格や成長に合わせて、無理のないサイズを選ぶことが大切です。
近年主流となっているA4フラットファイル対応タイプは、A4サイズのプリントをファイルごと収納できるため、タブレット学習などにも対応しやすく、6年間安心して使える標準的な大きさです。収納力を重視したい方におすすめです。
一方で、A4クリアファイル対応タイプは軽量で小柄なお子さまにも背負いやすく、通学初期でも扱いやすいサイズ。ただし、高学年になると教材が入りきらない場合もあるため、成長を見越して選ぶと安心です。
サイズが合わないと、歩きにくさや重たさを感じることも。実際に背負い比べながら、お子さまにとって“ちょうどいいサイズ感”を見つけてくださいね。

学年別の必要な収納量
6年もの期間通う小学校では、学年によって必要なアイテムが異なります。低学年のうちは荷物が少なくても、高学年になると教科書やタブレット端末が増えるため、容量にゆとりのあるランドセルを選ぶことが重要です。
低学年(1~2年生)
- 教科書・ノート(少なめ)
- 筆箱
- 連絡袋
- 給食袋や水筒
低学年のうちは比較的荷物が少ないですが、体格のちいさなお子さまも多いため、ランドセル本体の軽さも大切なポイント。大マチの収納力がしっかりあれば、荷物が増えたときにも安心です。
中学年(3~4年生)
鞄工房山本スタッフの小学4年生のお子さまに、ランドセルの中身を教えてもらいました。

- 教科書・ノート(増加)
- タブレット端末(学校による)
- 水筒やランチセット
- 習い事やクラブ活動の道具
タブレットが支給される学校も増えており、A4フラットファイル対応のサイズが便利です。肩ベルトのフィット感や背負いやすさも、荷物が増えてくるこの時期には特に重要となります。
高学年(5~6年生)
- 教科書・ノート(大幅に増加)
- タブレット端末(ほぼ必須)
- 副教材(辞書・地図帳など)
- 給食セット
小学校やクラスによっては、ランドセルに入りきらない荷物が出てくることも。サブバッグを併用するお子さまも少なくないようです。耐久性はもちろん、毎日使うことを考えた「体感荷重」の軽さや背負いやすさが欠かせません。今後の成長を見通して、余裕のある収納力と快適な背負い心地を兼ね備えたランドセルを選んでおくのが安心です!
4.体感荷重と背負いやすさから考える
ランドセルの「軽さ」とは、本体の重量だけでは決まりません。実際に背負ったときに「どれだけ軽く感じるか」も重要です。鞄工房山本は体感荷重にも着目し、以下のポイントから背負いやすさにアプローチしています。

- 立ち上がり背カン
- より理想的な姿勢を保つことをサポート。重心を高い位置で安定させ、長時間背負っていても疲労を感じにくい設計。
- 肩ベルトの形状
- ゆるやかなカーブが身体の構造に沿い、肩へのフィット感が向上。重さを分散させるとともに、チェストベルトがなくともずり落ちる心配がありません。
- 背面クッションの厚み
- 凹凸のある二層構造のクッションで、背中と腰への負担を軽減。
ランドセルのフィット感を確認する3つのチェックポイント

肩ベルト、背当て、全体のバランスの確認方法をご紹介します。お子さまにランドセルを背負っていただき、横から見てみてください。
上記の写真左側のように、お子さまの身体に対して、ランドセルがまっすぐに背負えていることが良い例です。写真右側は20年ほど前のランドセル。こちらは旧タイプの背カン(肩ベルト)ですが、身体に対して、ランドセルが後ろ向きに倒れてしまい、重い教材を長時間入れるていると、腰にも負担がかかりやすくなってしまいます。
肩ベルトのフィット感チェック方法

まず、肩ベルトの長さ調節のポイントからご紹介します。
背負ったときにお子さまの方とランドセルの頂点が同じ高さにしましょう。ランドセルとお子さまの背中に、大人の手のひら一枚が入るか入らないかくらいの隙間があるのが理想的です。高さが違いすぎる、隙間が飽きすぎると、ランドセルの重心が下がって、荷物がより重く感じてしまいます。
また、鞄工房山本のランドセルは、お子さまの首に当たりにくい、当たっても痛くなりづらい工夫を肩ベルトにほどこしていますが、万が一、当たっていたいとおっしゃる場合は、肩ベルトを少し揉んだりして、革を柔らかくしてあげると良いでしょう。
背中と背あてのフィット感確認
鞄工房山本のランドセルでは背中に密着しすぎないよう、蒸れを防止するための素材選びをしたり、クッションの形にこだわったりしています。

U字型のクッションにすることにより、お子さまとの背中との間に程よい空間ができます。
クッション材は、立体的すぎると、ランドセルの重量を支えづらくなったりもしますので、お子さまにとってちょうど良いバランスのランドセルを選ぶことができると良いでしょう。
また、先程の「ランドセルのフィット感を確認する3つのチェックポイント」でもお伝えしたように、ランドセルが身体に対して真っ直ぐかどうか、首や肩、腰などに負担がかかりすぎていないか色々な角度から背負った姿を見てみてくださいね。
5. 丈夫さを確認する
6年間、毎日安心して使い続けるためには、見た目だけでなく“つくりの丈夫さ”を確認することが大切です。
鞄工房山本のランドセルは、側面の上部に強靭な天然樹脂の芯材を採用し、マチ幅12cmの大容量でも折れや反りが起きにくい設計。長年使っても型崩れしにくく、美しい形を保ちます。
かぶせ部分には割れにくいメッシュ素材を使用し、開閉が多い箇所でも安心。さらに、防水・耐傷加工を施した革と丈夫な内装素材で、外も中も長持ちするよう丁寧に仕立てています。
角の仕上げには“キザミ”や“菊寄せ”と呼ばれる日本の伝統技法を採用。ひとつひとつ手仕事で美しく整えられた仕上がりが、職人の誇りと品質の証です。

6. 安全性を確認する
小学校へ進学すると、お子さまはご家庭の目が届かない時間を多く過ごすようになります。登下校を安心して見送るために、安全機能の確認も大切です。
ランドセルの側面には、紐が引っかかっても外れる安全ナスカンを採用。反射材付きなら夕方や雨の日も安心です。防犯ブザーは肩ベルトの手元に付けておくと操作しやすく、左右どちらにも対応できる仕様を選ぶとより安心です。
7. 保証とアフターサービスを確認する
ランドセルを選ぶ際は、デザインや機能だけでなく、購入後のサポート体制にも注目してみましょう。6年間使い続けるものだからこそ、修理やアフターサービスが整っているメーカーを選ぶことが安心につながります。
多くのメーカーでは、6年間の無償修理保証を設けており、万一の不具合にも丁寧に対応してもらえます。修理中に代替ランドセルを貸し出す場合もあるため、保証内容と合わせて確認しておくと安心です。
また、鞄工房山本では卒業後のリメイクサービスも実施しています。購入前に公式サイトや店舗で詳細を確認し、6年間を安心してともに過ごせるランドセルを選びましょう。
▼鞄工房山本の修理保証について詳しくはこちらから
6年間無料修理・サポート

8. カラーを選ぶ
ランドセルのカラーは、今や多種多様です。定番の黒や赤に加え、やわらかなパステルカラーや落ち着いたアースカラーなど、さまざまな色から選ぶことができます。
近年は男女問わず、個性を大切にしたカラーを選ぶご家庭も増えています。6年間毎日使うものだからこそ、お子さまが心から気に入る色を一緒に選ぶ時間も大切にしたいですね。
女の子に人気のカラー
最近の人気カラーは、ラベンダー(紫系)やミントブルー(水色系)、淡いピンクなど、パッと気持ちも晴れやかになるような明るい色合い。ベージュやブラウン系の落ち着いたカラーも、保護者さまから根強く支持されています。

トゥインクル・ハート(1,380g前後)
8色展開(画像はアイスブルー色)

ユニ(1,360g前後)
9色展開(画像はミルクティー色)
男の子に人気のカラー
本体色(革色)では黒色が過半数を占めるほどの人気カラー!汚れが目立ちにくいこともその人気を支えています。ネイビーやモスグリーンなどのシックな色味に加え、爽やかなブルーやパープルも近年人気を伸ばしています。

香久山(1,380g前後)
5色展開(画像は黒色)

リベルタ(1,380g前後)
3色展開(画像はデニムブルー色)
▶【最新】ランドセル人気ランキング!2026年向けモデルや男女別の人気カラー、選び方を徹底解説
9. デザインを選ぶ
ランドセルのデザインは、お子さまの個性や感性によってさまざまです。カラーだけでなく、ステッチの色や内装の模様、ファスナーの引き手など、細部にまでこだわったモデルが増えています。
6年間使うものだからこそ、見た目の華やかさだけでなく、成長しても飽きずに愛着を持って使えるデザインを選ぶことが大切です。お子さまの「好き」とご家族の「安心」がどちらも叶う一品を見つけてください。
女の子に人気のデザイン
花やハートなどの可愛らしいデザインが定番。また、シンプルながら上品なステッチのランドセルも人気があります。

プリンセス・ラフィーネ(1,380g前後)
8色展開(画像はラベンダー色)

香久山(1,380g前後)
5色展開(画像はオフホワイト色)
男の子に人気のデザイン
黒を基調にしたラインデザインや、シンプルながらも個性が光るデザインが人気を集めています。

レイブラック(1,380g前後)
6色展開(画像は黒×ブルー色)

ブラウニー(1,380g前後)
3色展開(画像は紺色)
10. ご家庭の予算に合うものを選ぶ
ランドセルの価格には、素材、機能性、アフターサービスの充実度などが影響します。購入時には、「6年間しっかり使えるか?」 を基準に選びましょう。こちらでは価格帯別の特徴をご紹介します。
- 1万〜2万円台
- 通販限定や海外生産品が多くみられます。現物を確認できない場合は、返品・交換対応や修理保証の範囲をしっかりチェックしましょう。
- 3万〜4万円
- 比較的リーズナブルな価格帯で、人工皮革が使用されています。シンプルなデザインと機能に絞ることで、安心できる品質ながら低価格を実現。
- 5万~7万円
- 購入される方が多い人気の価格帯。一部牛革ラインナップも加わり、機能面も充実のモデルなど選択肢が広がります。
- 7万~9万円
- デザイン性・機能性ともに高いこだわりの製品が並び、他にはない個性を探す方にもぴったりの価格帯です。
- 9万円以上
- 高級素材(コードバンなど)が使用される高価格帯です。百貨店限定・ブランドコラボなど、特別感のあるモデルもこちらに含まれます。
そのほか、早期購入特典やアウトレット品を活用することで、お得に購入できる場合もあります。予算と品質のバランスを考えながら、お子さまにぴったりのランドセルを見つけてくださいね。
11.保証内容を確認する
ランドセルは6年間、毎日使う大切なもの。購入前に、メーカーごとの保証内容を確認しておくことが大切です。
一般的に、多くのメーカーでは「6年間の無料修理保証」を設けており、使用している中で不具合が生じた場合は、基本的には無償で修理することが出来ます。無償修理の範囲や手続きの流れはブランドごとに異なるため、購入前に確認しておくと安心です。
修理にかかる期間は2週間ほどから、内容によっては1か月以上かかることもあるようです。修理中に代替ランドセルを貸し出すメーカーもありますが、デザインやカラーを選べない場合もあるため注意が必要です。
鞄工房山本では、全国どこからでも送料無料で修理を受け付け、長期修理の際は代替ランドセルの無料貸し出しにも対応しています。お使いの途中で不具合があった際は、どのような理由であっても、無料で修理するとともに、自然災害や事故による破損・紛失時も相談に応じており、6年間を通して安心して使えるサポート体制が整っています。
汚れや傷など、使用に支障のない部分は有償修理となる場合もあります。保証の範囲を理解しておくことで、6年間をより快適に過ごせるはずです。
▼鞄工房山本の修理保証について詳しくはこちらから
6年間無料修理・サポート

12. 思い出に残るか
ランドセル選びは、ただのお買い物ではなく、お子さまの成長を感じることのできる特別なイベント。「はじめての一生もの」として、ご家族の思い出に残るような購入体験を意識すると、より満足度の高い選び方ができます。
思い出に残る購入体験のアイデア
- ランドセルづくりの工房見学
- 職人の作業風景を間近で感じることで、ランドセルへの愛着やものを大切に使う心が芽生えるきっかけとなるかもしれません。
- 家族みんなで試着&相談
- 兄弟姉妹や祖父母も交えて、ワイワイ相談しながら選ぶことが楽しい思い出に。
- お子さまに「選ぶ」体験を
- 保護者だけで決めるのではなく、「どれにする?」とお子さま自身が選ぶことで、6年間の愛着が深まります。

ランドセルを選んだ日の記念写真を撮ったり、工房見学を思い出話にしたりすることで、ランドセルを見るたびに「このランドセルを選んだときのこと」を思い出せるような、素敵な瞬間を作ってみてくださいね。
ランドセルの選び方に関するよくある質問

ランドセル選びの後悔は?
「ラン活に出遅れてほしいランドセルが選べなかった!」「実際に届いてからイメージと違った!」など、ネットやSNSではランドセル選びに後悔している人の声もちらほら…。6年間という長い年月使用するものであり、けっして価格も安くないランドセルだからこど、後悔のないランドセル選びをしたいものですよね。こちらの記事では、失敗しないためのポイントをまとめています。ぜひご覧になってくださいね。
▶【2026年版】ランドセルの選び方と失敗しないためのポイント
ランドセル選びは何歳から始めれば良いですか?
おすすめのスタート時期は年中さんの冬頃。人気のブランドではラインナップを公開しはじめたり、早いブランドでは完売を開始したりしています。
なお、気になるブランドの情報を確実に得るためにも、年中さんの夏頃から開始される各社のカタログ(資料)請求を事前に行っておくと安心です。
年長さんの5月のGW頃を目処に、多くの方が購入を決められます。ご家族でじっくりと話し合って決めるためにも、早め早めに動き出すことによって上記で述べたような「ランドセル選びの後悔」も回避しやすくなりますね。
▶ランドセルはいつ買うのがベスト?【26年度】購入時期と失敗しない選び方とは
ランドセルが1番安い時期はいつですか?
ブランドによっては、早期割引として早期購入をおすすめしているところもありますが、ランドセルのシーズン終わりにはランドセルの展示品を販売されたり、前年度のアウトレット品が出回ることも。旧モデルの中からほしいランドセルが見つかると、かなりお買い得に購入できます。販売時期はブランドによって異なりますが、ランドセル購入シーズンが落ち着いた秋以降が多いようです。
6年保証の内容はどこまでカバーされますか?
毎日子どもたちが使うものだからこそ、気になるランドセルの修理保証制度。ブランドによって無料・有料の条件の違いはありますが、ほとんどのブランドが6年間修理対応を行っています。
鞄工房山本で実施している6年間無料修理保証のサービスがランドセル購入の決め手になったというお声も。どのような理由であっても、不具合があった場合は無料で修理をさせていただきます。
また、修理期間中は代替のランドセルの貸出も無料で実施。お子さまには元気いっぱいに通学してほしいからこそ、安心できる保証内容をご用意しています。
まとめ

ランドセルを選ぶ時間は、ご家族にとって特別な思い出になります。その日、お子さまが手に取った一つが、6年間の学校生活をともに歩む大切な相棒になるからです。
重さや丈夫さ、保証など、確認したいことはたくさんありますが、いちばん大切なのは“背負う本人の笑顔”。この先の毎日を思い浮かべながら、ぜひご家族で話し合い、納得のいく一着を見つけてください。
そして、ランドセルを見るたびに「この日を思い出すね」と語り合えるような、心に残る選び方を。






