ランドセルの正しい置き方|綺麗に保つコツと型崩れしない収納方法

ランドセル 縦置き

ランドセルは毎日使う大切な通学カバン。置き方や収納の工夫ひとつで、型崩れや傷を防ぎ、見た目も使い心地もきれいに保つことができます。この記事では、ランドセルを長持ちさせるための正しい置き方や家庭別の収納アイデア、シーンに応じた保管方法まで幅広くご紹介。お子さまが自分で片付けやすい環境を整え、毎日の準備や帰宅後の習慣を無理なく続けられる工夫を見つけましょう。

ランドセルの置き方の基本

ランドセルを長持ちさせるためには、毎日の扱い方を工夫し、大切に使うことが長持ちの秘訣です。
基本は背面(背当て)を下にした横置き。この方法なら安定しやすく、中身が崩れにくくなります。
縦置きする場合は、ラックや棚を活用し、倒れないようにするのがポイントです。
ランドセルの置き方について、詳しく解説していきます。

横置きで安定感バツグン!背面を下にする方法

ランドセルの置き方にはいくつかの方法がありますが、その中でも背面(背当て)を下にして横向きに置く方法は、最も一般的で安定感があるとされています。この置き方の大きなメリットは、ランドセルの中身が崩れにく、低学年のお子さまも簡単に置けるということ。しっかりとした形を保ちながら置けるため、倒れたりする心配も少なくなります。

しかし、注意したいのが肩ベルトの扱いです。肩ベルトを無理な形のまま置いてしまうと、ランドセルの重みで折グセがついたり、長期間続くとシワや亀裂の原因になってしまうことも。6年間きれいに使っていただくためにも、気を付けていただくと良いでしょう。

ランドセルを横置きにする際は、肩ベルトをまっすぐに整えてからそっと置くのが理想的です。小さな工夫ですが、このひと手間がランドセルを長持ちさせる秘訣になります。日々の使い方を少し意識するだけで、美しい状態をキープできますので、ぜひ実践してみてくださいね。

ランドセル 横置き
基本となる置き方は横置きです。

縦置きでスペース節約!立てて置くコツ

ランドセルの底面(錠前がある側)を下にして縦に置くスタイルは、コンパクトに収納できるのが魅力です。特に、限られたスペースを有効活用したい場合には、この方法がおすすめです。また、肩ベルトが無理な形になることが少なく、型崩れやシワがつきにくいのもメリットのひとつです。

ただし、ランドセルを単体で縦置きすると倒れやすいため、安定感のある収納家具やラックの上に置くと安心です。特に、仕切りのついた棚やランドセル専用の収納ラックを使うと、より使いやすくなります。

最近では、学用品とまとめて収納できるランドセルラックも多く販売されており、教科書や文房具と一緒に整理できる便利なタイプもあります。お子さまの学習環境を整えるアイテムとして、一度チェックしてみるのもいいかもしれませんね。

ランドセル 縦置き
縦置きは省スペースで置くことができます。

フックを使って吊るす!壁掛け収納のポイント

ランドセルをフックに掛けて収納する方法は、スペースを取らず、コンパクトに片付けられる便利なスタイルです。床に直接置かないため、掃除がしやすく、リビングや玄関でもすっきりとした印象を保てます。

ただし、フックを選ぶ際には強度がしっかりしたものを選ぶことが重要です。ランドセルは中に教材を入れるとかなりの重さになるため、耐荷重を確認し、しっかりと固定できるタイプを選びましょう。壁に直接取り付ける場合は、壁の強度も考慮し、落下しにくい設置方法を選ぶことが大切です。

また、フックの高さも重要なポイントです。特に、小さなお子さまにとっては、重いランドセルを持ち上げて掛けるのが大変なことも。手が届きやすく、無理なく掛け外しができる高さに調整することで、お子さま自身が負担なく片付けられるようになります。

フック収納は、省スペースでありながら、おしゃれなインテリアの一部としても活用できます。デザイン性のあるフックを選ぶと、機能的でスタイリッシュな収納空間を作ることができますよ。

ランドセル フックに掛ける
ランドセルに取り付けられているループ状金具は、フックに掛けるときに便利です。

ランドセルを長持ちさせる日常的なケア方法

前提として、ランドセルは丈夫な革を使用しており、また撥水加工を施されていますので、特別なお手入れは必要ありません。
さらにきれいに保ちたい方は、日頃のちょっとしたお手入れを心がけてみましょう。普段は乾いた柔らかい布で表面のほこりを拭き取るだけで十分。中身も定期的にすべて出して、ゴミや折れた紙片を取り除きましょう。型崩れを防ぐために、詰め込みすぎないことも大切です。汚れやすい底やポケットの中は、やさしく水拭きするだけで、きれいな状態を保てます。

▼お手入れについて詳しくはこちらのページでも解説しています。
ランドセルお手入れの基本!素材別の注意点も紹介

ランドセルの型崩れを防ぐ置き方のポイント

ランドセルは6年間使う大切な通学カバン。誤った置き方を長期間続けることにより、少しずつ型崩れが進んでしまうということも。とくに、長時間倒したまま置いたり、かぶせ部分に荷物が当たる状態が続くと、変形やシワの原因に。背面(背当て)を下にして水平に置くのが基本で、収納場所は棚やラックのような安定した場所を選ぶことも大切です。
正しい置き方がランドセルの寿命を延ばしてくれるポイントになります。

家庭別の収納実例

ワゴン ランドセル

家庭のライフスタイルに合わせたランドセル収納が理想的です。
玄関収納なら帰宅後すぐに片付けられ、リビング収納は学習環境を整えやすいのが特徴。子ども部屋収納は自主性を育てるメリットも。
ご家庭に合った収納方法を選び、片付けの習慣を身につけましょう。

玄関で簡単アクセス派の収納アイデア

玄関

玄関は、お子さまが帰宅して最初に通る場所だからこそ、「帰ったらすぐにランドセルを片付ける」という習慣をつけやすいのがメリットです。リビングや子ども部屋に持ち込む必要がなく、玄関に定位置を決めるだけで自然と整理整頓が習慣化されます。また、動線がスムーズになることで、翌朝の登校準備もスピーディーにできるようになります。

玄関収納のポイントは、ラックやカゴを活用すること。 ランドセルの置き場所をしっかり決めることで、お子さまも「ここに置くんだ」と認識しやすくなります。特に、ランドセルがすっぽり収まるサイズの収納アイテムを選ぶと、出し入れしやすく、ストレスなく使えます。また、引き出しや棚が付いたタイプを選べば、学校で使う文房具や帽子、手袋などの小物もまとめて収納できるため、登下校時の準備もスムーズになります。

さらに、玄関近くにクローゼットがある場合は、その中に収納するのもおすすめ。 扉を閉めることで、ランドセルが見えず、玄関周りがすっきりとした印象になります。玄関は家の顔ともいえる場所なので、収納を工夫することで来客時にも整った雰囲気を保てます。

ラックやカゴを選ぶ際には、インテリアと統一感を持たせるのも大切なポイント。ナチュラルな木目調やシンプルなデザインのものを選ぶことで、おしゃれな収納スペースを演出することができます。機能性とデザインのバランスを考えながら、お子さまが使いやすい玄関収納を作ってみてくださいね。

収納 ランドセル

玄関での収納方法

玄関のスペースが限られている場合でも、収納の工夫次第でランドセルの定位置をつくることができます。たとえば、壁掛けフックを使えば床に置かずに済み、掃除もしやすくなります。折りたたみ式ラックを使えば、必要に応じて設置・撤収が簡単。来客時にはほかの部屋にさっと移動でき、圧迫感も軽減できます。
玄関収納は動線もよく、毎日の出入りがスムーズになるため、実用性の高い選択肢といえるでしょう。

玄関収納のメリット

  • 登校・帰宅の動線上にあるため、出し入れがしやすい
  • 通学準備をその場で済ませられ、忘れ物の防止につながる
  • 濡れた傘や上履きなど、他の荷物とまとめて管理しやすい
  • 幼いお子さまでも「帰ってきたらここに置く」が習慣化しやすい

玄関は家族みんなが必ず通る場所。ランドセルの収納場所としても自然に定着しやすく、片づけが苦手なお子さまにとっても続けやすいエリアです。

玄関収納のデメリットと対策

  • 【デメリット】
     ・収納スペースが限られている
     ・湿気がこもりやすく、長期休みなど保管期間が続くとカビやにおいの原因になることも
     ・生活感が出やすく、来客時に目立ちやすい
  • 【対策】
     ・折りたたみ式や可動式の収納ラックで圧迫感を軽減
     ・除湿剤やスノコで通気性を保ち、湿気対策を
     ・目隠しカーテンやインテリアに馴染む色味を選ぶと◎

リビングですっきり管理派の収納アイデア

リビング

近年、リビング学習をするご家庭が増えており、特に低学年のお子さまの場合は、リビングで宿題や学習をすることが多くなっています。そのため、学用品をすぐに取り出せるように、ランドセルをリビングに収納するケースも増えているようです。帰宅後すぐに宿題に取りかかれる環境が整うため、リビングはランドセル収納の場所としてもおすすめです。

リビングでの収納方法

リビングにランドセルを収納する際は、専用の収納ラックやカゴ、壁掛け式のハンガーラックを活用すると、見た目もすっきりまとまります。最近では、スペースに合わせたさまざまなランドセル収納家具が販売されており、デザイン性の高いものも増えています。選ぶ際は、お子さまが成長してからも長く使えるシンプルなアイテムを選ぶと良いでしょう。

リビング収納のメリット

  • 宿題にすぐ取りかかれる
    リビング学習をしている家庭では、帰宅後すぐにランドセルを開き、学習に取り組みやすくなります。
  • 親が持ち物を把握しやすい
    学用品や提出物を管理しやすく、学校からのお知らせを見落としにくくなります。
  • 忘れ物を防ぎやすい
    ンドセルをリビングに置いておくことで、翌日の準備がスムーズになり、忘れ物の防止にもつながります。

リビング収納のデメリットと対策

  • 収納スペースを取る → 省スペースタイプの収納家具を選ぶ
    リビングに専用の収納家具を置くと、生活スペースが狭くなる可能性があります。コンパクトなラックや壁掛け式収納を選ぶことで、省スペース化が可能です。
  • 部屋が雑然とする → インテリアに馴染むデザインを選ぶ
    インテリアと統一感のあるシンプルなデザインの収納家具を選ぶと、スッキリした空間を保てる。

リビング収納は、お子さまの学習環境を整えながら、家族の生活スタイルにもフィットする収納方法です。インテリアと機能性のバランスを考えながら、お子さまにとって使いやすく、片付けやすい収納スペースを作ってみてくださいね。

リビング ランドセル

子ども部屋で自主性を育む収納アイデア

学習机

子ども部屋にランドセルの定位置を作ることで、自分で片付ける習慣が自然と身につきます。自分の持ち物を管理する意識が高まり、整理整頓の力も育まれます。ここでは、子どもが片付けやすい収納アイデアをご紹介します。

子ども部屋での収納方法

子ども部屋でランドセルを収納する場合は、学習机周辺や教科書棚の近くに置くのが便利です。宿題や翌日の準備がしやすく、動線もスムーズになります。クローゼットの一角やドア裏に収納スペースを設けるのも省スペースでおすすめ。
低学年のうちは、出し入れしやすい高さかどうかも要チェック。背が届かない場所に置いてしまうと、片づけが億劫になりがちなので注意しましょう。

子ども部屋収納のメリット

  • 忘れ物防止につながる(すべての学用品が同じ場所にあるため)
  • 自己管理の力を養える(自分で準備・片づけができる)
  • 整理整頓が習慣化しやすい(部屋の一角が学用品コーナーになる)

低学年のうちは完璧にできなくても問題ありません。ご家庭で「今日は片づけできたかな?」と声かけしながら、少しずつ習慣化を促していくのが理想的です。

子ども部屋収納のデメリットと対策

  • デメリット
     ・親の目が届きにくく、適当に置いてしまうことがある
     ・プリントの家族への提出忘れなど、チェック漏れが起きがち
     ・成長により、高さや場所が合わなくなる可能性がある
  • 対策
     ・収納位置を明確に決める(シールやネームタグなどで目印を)
     ・高さを調整できる家具を使う
     ・定期的に親子で見直しをする時間を設ける

子どもが自分で片付けやすくなる工夫

  • ランドセルラックを活用する
    ランドセル専用のラックを設置し、収納場所を明確にする。教科書や学用品も一緒に収納できるタイプなら、整理がしやすい。
  • ワゴン収納で移動可能にする
    キャスター付きのワゴンを使えば、必要なときに移動しやすく、リビング学習の際も便利。
  • フックを活用して簡単収納
    高すぎず、お子さまが無理なく掛けられる位置にフックを設置することで、手軽に片付けられる。
  • 収納ボックスで仕分け収納
    仕切りのあるボックスを使い、文房具やプリント類も整理整頓しやすくする。
  • 収納スペースのデザインをシンプルに
    余計な装飾を避け、シンプルなデザインの収納にすることで、片付けやすく習慣化しやすい。

子ども部屋での収納を工夫することで、自主的に整理整頓できる環境が整います。毎日使うランドセルだからこそ、片付けやすい仕組みを作り、習慣化につなげましょう!

子ども部屋 ランドセル

要注意!ランドセルが傷む置き方と対処法

ランドセルをかぶせ(ふた)やサイドを下にして置くと、型崩れや傷の原因になります。また、肩ベルトをねじれた状態で放置するとシワや劣化が進みやすくなります。対処法として、背面を下にした横置きや、安定したラックでの縦置きを心がけることで、長持ちさせることができます。正しい置き方を意識して、大切なランドセルを守りましょう!

かぶせを下にする置き方

ランドセルのかぶせ(ふた)を下にして置くのは、型崩れや傷の原因となるため、おすすめできません。かぶせ部分には錠前が付いており、この部分に負荷がかかると、金具がゆがんだり、破損したりする恐れがあります。また、かぶせはランドセルのデザインの一部でもあり、傷がつくと見た目にも影響が出てしまいます。

特に、ランドセルの中に重い教材が入った状態でかぶせを下にすると、全体の重みが集中し、形が崩れたり、かぶせが浮き上がって閉まりにくくなることもあります。こうしたダメージは一度ついてしまうと修復が難しいため、かぶせを下にして置くのは避けるのがベストです。

ランドセル かぶせを下
かぶせを下にして置くのは避けましょう。

かぶせ部分を保護するコツ

ランドセルのかぶせ部分は、使用中に最も接触が多く、傷みやすい箇所でもあります。とくに床に直接置いたり、かぶせ部分を下にして置くと、角が擦れたり折れたりするなんてことも。
心配な方は、専用のランドセルカバーを活用するのもおすすめです。雨や傷から守り、見た目のきれいさを保てます。また、置く際は背面(背当て)を下にした横置きが理想的。日頃の扱い方で、6年間きれいに使い続けられるかが大きく変わります。

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サイドを下にする置き方

ランドセルをサイド(側面)を下にして置くと、肩ベルトのシワや錠前の傷を防ぐことができます。しかし、この置き方にはいくつか注意点もあります。

サイド置きの注意点

ナスカン(金具)の傷つきやすさ…
サイドにはナスカン(金具のフック)が付いていることが一般的に多く、これを下にすると塗装が剥がれたり、床を傷つけたりする可能性があります。

型崩れのリスク…
重い荷物を入れたままサイドを下にすると、ランドセルが平行四辺形のように変形することがあります。見た目が崩れるだけでなく、サイドの金具が傷つく場合もあるので気をつけましょう。

ランドセル サイド置き
サイドを下にして長時間くと型崩れやサイドの金具の擦れの原因となりこともあります。

ランドセルの正しい置き方

ランドセルを長持ちさせるためには、背面(背当て)を下にして横置きする方法が適しています。この置き方なら、ランドセル全体に均等に重みがかかり、型崩れを防ぎながら安定して置くことができます。また、縦置きにする場合は、しっかりとしたラックや棚を活用することで、倒れにくくなり、安全に収納できます。

ランドセルは6年間使う大切なもの。毎日のちょっとした扱い方の工夫で、美しい状態を長く保つことができますよ。

置き方で防げる型崩れとシワの問題

ランドセルは毎日使うものだからこそ、置き方には注意が必要です。たとえば、かぶせ部分を下にして置いたり、肩ベルトが折れた状態のままで放置していると、型崩れやシワの原因になります。
背面(背当て)側を下にして横置きすることで、全体の形を安定させて保つことができます。
また、特に肩ベルトの先端がだらんと垂れていると、癖がついてしまうことも。肩ベルトの余り部分は差し込み(指差し)にきちんと通すことで、折れ曲がりを防げます。置き方を意識するだけで、ランドセルの見た目や使い心地を長くきれいに保つことができます。

ランドセル指差しの誤った通し方
ランドセルの指差し

おすすめの収納スペースと選び方

ランドセルの収納場所は、生活スタイルや学習環境に合わせて選ぶことが大切です。それぞれの収納スペースの特徴を把握し、メリット・デメリットを考慮しながら最適な方法を見つけましょう。

ワゴン ランドセル

【玄関】
置き方:ランドセルラック、クローゼットの中など

  • メリット:帰宅後すぐに定位置へ置く習慣が身に付きやすい。外から持ち込まずに収納できるため、部屋が散らかりにくい。
  • デメリット:来客の目に入りやすく、ラックを置くと雑多な印象になりがち。収納アイテムのデザインを工夫するとすっきりまとまる。

【子ども部屋】
置き方:ランドセルラック、ワゴンなど

  • メリット:自分で持ち物を管理する習慣が身に付きやすく、主体性が育まれる。勉強スペースと一緒に整理できるので、学習環境が整いやすい。
  • デメリット:親の目が届きにくいため、提出物の出し忘れや忘れ物に注意が必要。定期的にチェックする仕組みを作ると安心。

【リビング】
置き方:ランドセルラック、ワゴンなど

  • メリット:リビング学習をする家庭にとって、宿題や予習にすぐ取り掛かれる環境が整う。親が持ち物を管理しやすく、忘れ物防止にもつながる。
  • デメリット:家族が集まるスペースなので、収納家具を設置すると圧迫感が出ることも。 インテリアと統一感のある収納を選ぶと、すっきりした印象に。

収納場所を選ぶ際は、生活動線やお子さまの習慣に合った方法を意識することが大切です。無理なく続けられる収納スタイルを取り入れて、快適にランドセルを管理しましょう。

子ども部屋 ランドセル

玄関まわりを有効活用するコツ

玄関でのランドセル収納を工夫することで、帰宅後すぐに片付ける習慣がつき、スムーズな動線を作ることができます。限られたスペースを有効活用しながら、使いやすく整理するための3つのポイントをご紹介します。

  1. 収納スペースを確保する
    ランドセルの定位置を決めることで、片付けやすくなります。ラックを置くのが難しい場合は、かごやボックスを活用するのもおすすめ。靴箱の下や玄関の隅に収納スペースを作るだけで、床に置きっぱなしになるのを防げます。
  2. フックやランドセル専用ハンガーを活用する
    スペースが限られている場合は、壁掛け収納が便利です。フックを設置すれば、床を広く使え、掃除もしやすくなります。ランドセル専用ハンガーを使えば、型崩れを防ぎつつ、見た目もスッキリ。
  3. インテリアとの統一感を意識する
    収納アイテムを玄関のインテリアと統一すると、雑多な印象を防げます。例えば、靴箱と同系色のラックやボックスを選ぶと、空間になじみやすくなります。

収納方法を工夫しながら、片付けやすく、使いやすい玄関収納を作ってみてくださいね。

ランドセル 玄関

学習机まわりを有効活用するコツ

ランドセルを学習机まわりに収納することで、宿題や翌日の準備がしやすくなります。学習スペースと収納を一体化させることで、生活動線もスムーズに。
市販の収納ラックを使わなくても、学習机の側面に取り付けられるフックや、下段の引き出しを活用する方法もあります。身近なアイテムで手軽に始められるのがポイントです。

学習机

ランドセルラックの選び方と活用法

ランドセルラックは「据え置き型」「キャスター付き」「壁掛け型」など種類が豊富です。据え置き型は安定感があり、学用品も一緒に収納できます。キャスター付きなら移動も楽で、お掃除しやすいのが魅力。壁掛け型は床面積を取らず、限られたスペースでも活用できます。
選ぶときは高さや奥行きが子どもに合っているか、素材が丈夫かどうかも確認を。木製はナチュラルで部屋に馴染みやすく、樹脂製は軽量で扱いやすい点がメリットです。インテリアに合ったカラーや、子どもが使いやすい形状を選びましょう。

季節・シーン別のランドセル保管方法

それほど大きな影響を与えやすいわけではありませんが、季節や環境によって保管場所や方法を変えると、トラブルを防ぐことができます。たとえば梅雨の時期には湿気対策を、冬は結露によるカビを防ぐ工夫を行うと良いでしょう。
また、長期休暇などで使用頻度が下がるときも、型崩れやにおい対策を意識すると安心ですね。場面に応じた保管方法を取り入れて、ランドセルを快適に管理しましょう。

長期休暇中の保管はどうすればいい?

夏休みや冬休みなどの長期休暇では、ランドセルを使わない期間が続きます。まず確認したいのは、収納場所の湿気対策。密閉されたクローゼットなどは湿気がこもりやすいため、風通しの良い場所に移動したり、除湿剤を置くなどの工夫をしましょう。
また、重さが偏らないよう、中身はすべて取り出し、型崩れしないように丁寧に保管します。ランドセルカバーをつけて保護したり、窓際の場合は布をかけて日焼けを防ぐのも効果的。
なお、休みの間はお手入れにもぴったりの時期です。親子で一緒に掃除や肩ベルトが短くなっていないか長さをチェックをして、使い始める準備を整えておきましょう。

クローゼット

雨の日の置き方と乾かし方

防水加工

ランドセルは基本的に撥水加工が施されていますが、雨に濡れたまま放置するとトラブルのもとに。たsくさん濡れた場合はまず、乾いた柔らかい布でやさしく水気を拭き取ります。風通しのよい日陰で陰干しをし、直射日光やドライヤーでの急乾燥は避けてください。

なお、ランドセル用の革に革用クリームや撥水スプレーをご使用されないよう気を付けてください。一般の革製品とはことなる加工にしています。お手入れ剤によってシミなどが生じる原因にもなりかねません。
リベルタに使われているヌメ革部分は、エイジングを楽しめるよう自然に近い加工にとどめています。水染みが心配な方は事前に専用クリームや撥水スプレーで保護しておくと安心です。
※ヌメ革以外の部分には、お手入れ剤が付かないよう気を付けてくださいね。

まとめ

ランドセルの置き方や収納方法は、お子さまの生活リズムやご家庭の環境に合ったスタイルを選ぶことが大切です。型崩れや傷を防ぐ基本の置き方から、玄関・リビング・子ども部屋などの収納アイデア、雨の日や長期休暇中の保管方法まで、少しの工夫で6年間を快適に過ごせます。毎日使うランドセルだからこそ、正しく丁寧に扱って、思い出もきれいに残せるようにしましょう。

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