コラム:マーケティング担当者から見たランドセル工房 Vol.1「ランドセル職人」

入社して8年のマーケティング担当者が製造現場を伝えるシリーズ。いきなりですが始めちゃいました。
「人」「道具」「技」の全3回に分けて鞄工房山本のランドセル工房を語ります!
第1回目の今回は「人」つまり「ランドセル職人」についてです。よろしければご覧ください。

まず最初に

このコラムを始める前に、まずは自己紹介とコラムを始めた経緯を書かせてください。
入社して8年、奈良本店のマーケティングチームに勤務する30代女性です。入社後は販売・事務を7年経験してきましたが、そのうち数ヶ月は工房の事務も担当。今年よりマーケティングチームでの所属となりました。
「鞄工房山本」は名前の通り自社で工房を構えており、製造から販売はもちろんのこと、ご使用中の修理やご卒業後のメンテナンスリメイクサービスまで幅広く対応しており、そのすべてを社内で担っています。
国内でも数少ない「一貫製造体制」。革選びから始まる数百もの製造工程を奈良の工房で手がけています。だからこそ、カタログやWebサイトではなかなかお伝えしきれていないことがまだまだたくさん。そんな「鞄工房山本の工房の魅力」について、社内のスタッフ目線で語らせていただきます!

鞄工房山本のランドセル職人ってこんな人たち

私の所属するマーケティングチームは奈良本店での業務ですが、工房までは徒歩2分。今まで幾度となく工房に入っていますが、その度にあちらこちらから聞こえてくる機械音や、人の動きがある製造の現場にわくわくし、任された仕事を器用にこなす工房スタッフの姿に感心させられます。
さらには、入社して8年も経つというのに、工房に行く度にどんどん新しい発見が待っています。鞄工房山本のランドセル作りにはおおよそ300という膨大な工程がありますので、「そんな機械があったのか……!」と先日も驚いたばかりです。

工房道具
工房ミシン

工房で働くスタッフは皆気さくで優しい人たちですが、作業をする横顔は真剣な眼差し。工房内には危ない機械も多くあり、一歩間違えれば怪我に発展してしまう。また、最高品質のランドセルを作り上げるために作業のミスは許されません。仕事中のスタッフに何か用があるときは、息を潜めて様子を観察し、ミシン掛けや作業のタイミングを見計らって声を掛けています。

スタッフの後ろ姿

だけど、彼らもプロ。マーケティングの仕事として作業をしている様子を撮影をさせてもらうときも全く動じません。
いつも「写真撮って良いですか?」と声をかけると「良いですよ」と二つ返事で返してくれ(みんな撮影に協力的でとてもありがたい……!)、私がどの構図が良いか迷って近づいたり、うろうろしたりしても気が散る様子も無く、いつも通りの手さばきとクオリティ。
これまで何度かあったテレビ番組の生放送でさえ、手元を撮られてもいつも通りに淡々とこなし、完璧に仕上げます。これは流石としか言いようがありません!

キザミ

このように書いていると、工房スタッフは職人気質で気難しい人たちなのでは?と思われてしまいそうですが、そんなことはありません。話しかければ笑顔で応えてくれ、真面目で爽やか!中には関西人ならではの頭の回転で瞬時にいくつもの冗談が出てくるような人も……(笑)
工房見学をしたお客さまからよく伺うのは「笑顔で出迎えてくれた」「やさしい職人さんに色々説明してもらえた」と、一般的に思い描くような職人像とは逆の印象なんです。

工房スタッフ

年齢は20代の若いスタッフからベテランまでまんべんなく。女性のスタッフも多くて、明るく優しい雰囲気の工房です。
鞄工房山本ランドセルは、優しいスタッフたちが真心を込めて作っている、心のこもったランドセルです。実際に手に取っていただくと、端正なシルエットや、細部まで手間ひまを掛けた作りの良さを実感していただくと共に、きっと作り手の温かさを感じていただけるはずです。

工房の展示物

「工房見学に来てくださった皆さんに楽しんでほしい」。工房スタッフたちは、アイデアを出し合いながら創意工夫して工房を盛り上げています。
ランドセルのパーツが分かる展示物や、ランドセルの革で作った可愛らしい作品もたくさん飾っています。お越しの際には、ぜひ見つけてみてくださいね。

工房の創業日は、どなた様でもランドセル作りの様子をご見学いただけます。どうぞお気軽にお越しください。
ランドセルがどのような場所でどのように作られているのか。また、どんな人たちの手で作られたランドセルが皆さまのお手元に届くのかを間近でご覧いただけます。
これからご愛用いただくお子さまにも、ぜひ実際の目で私たち鞄工房山本のスタッフがランドセル作りにかける思いを感じ取っていただけると嬉しいです。

ランドセル拭き上げ

最後までお読みいただきありがとうございます。今回は「人」である「ランドセル職人」について詳しくお話ししました。
「道具」「技」のあと2回。カタログやSNSではお伝えしきれていない鞄工房山本の工房の魅力を、マーケティング担当者目線で語らせていただきます。またご覧いただけると嬉しいです!

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