先日、奈良からのブログで「金魚すくい」の記事を掲載したと思いますが、
そちらで触れたとおり奈良県大和郡山市は金魚の養殖が有名で金魚の資料館や電話ボックスなど街の至るところで金魚の姿を見ることができます。
こちら東京でも実は江戸時代から庶民文化として金魚を鑑賞して涼をとっており、その歴史は古く今も受け継がれております。
東京のスタッフも奈良に続けと銀座のお隣の日本橋で開催されている「ECO EDO 日本橋」に行って参りましたので、今回はその中で金魚にスポットを当てて皆さまにお伝えします。
まずはメインともいえる、「アートアクアリウム2017」。
毎年楽しみにされている方も多い水族アートの展覧会です。
今年は龍宮城をコンセプトにされているようで興味津々、行く前から亀は助けなくとも気分は浦島太郎でした。
そして一歩会場に入ると、そこは龍宮城でありながら目にも眩い美しい空間。
水族館?美術館?不思議で妖しくも美しい魅力があり、江戸川乱歩作品の舞台のパノラマ島のようでもあります。
照明の変化で金魚もお色直しされます。
情熱の赤、哀愁の青、今混ぜながら夢の世界へ行けそうです。
ダイヤのようにカットされた水槽、その中で優雅に泳ぐ無数の金魚。
多面から見ると同じ金魚でも違う印象を受けて見飽きませんね。
江戸の伝統工芸、江戸切子を用いた水槽を重ねてこれまたどこから見ても金魚がきれいに見えるようになっています。
画像は暗くて分かりづらいでしょうが、こちらの容器は九谷焼。
こんな贅沢、自宅では絶対に無理ですが考えてみれば九谷焼の華麗な色づかいや大胆さは金魚にぴったりですもんね。
金魚と工芸の融合がこうした芸術を生むなんて、もうビックリ!
まさに「魅惑のアクアリウム」の日本版みたいです。
幼いころに「近藤玲子・水中バレエ団」を見た時の感動が甦りましたよ。
因みにこんなかわいいお土産も買えたりします。
それから会場のコレド日本橋の裏の仲通りには、「金魚大提灯」が飾ってあり日中からライトアップ。
通常の提灯が金魚柄になっているだけでなく、特大の金魚柄提灯もあって江戸を感じるにはもってこいです。
更に福徳の森では「アートアクアリウム」のスピンオフ企画として、夏祭りを今も開催中。
何やら江戸時代に当時の人々が浮かれすぎて三ヶ月も盆踊りを続けたという逸話を元に
延べ80日間、こちらも9月24日まで開催しております。
人は五感でも涼や暖をとることができます。
それは単に暑さや寒さをしのぐだけではなく粋だったり風情を感じられたりもしますし、
そうしたことは地球にとっても、その人にとってもエコだと思います。
皆さまもそうした機会を是非ともご利用なさってください。
【鞄工房山本 銀座店】「ECO EDO 日本橋」に行ってきました!
直営店から
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